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2022.09.05 音楽・映画・ドラマ
香川照之にみるリスクマネジメント

キーワード:ジェンダー危機管理

こんにちは。

ライフ・リノベーター 笹川祐子(https://twitter.com/imaginenext_ceo)です。

先週、北海道の実家に行っていました。

私は日頃テレビを見ないので、実家に行った時に、母に、最近のテレビの話題を聞くようにしています。

そうしたら、俳優の香川照之の話題で持ちきりというので、すぐネットで見ました。

「半沢直樹」良かったですよねぇ。

香川さんについては、私の中では、東大出の苦労人、歌舞伎役者にもなって、芸の道一筋みたいなイメージがありました。

今、ジェンダー研究で、「ジェンダーで見るヒットドラマ」著者:治部れんげ を

読んでいるところでして、この中でも「半沢直樹」が取り上げられています。

この話はまたにしまして、

香川照之といえば、演技力!ですよね。

悪役も演技の賜物で、実は、いい人で、みたいなイメージが浸透していたと思います。

情報番組のMCから大手企業のCMまで、大活躍でした。

だから今回の事件で、女性に横暴で酒癖悪い悪役の方が、本人の素の部分じゃないの!?みたいになってしまって、

肝心の演技力に若干の疑問がついてしまったことは、スキャンダル以上に、本人にとっては痛いことかもしれません。

それにしても、と私は、大きな疑問が湧き上がりました。

香川さんの酒癖の悪さは有名で、一部界隈の夜のお店では、出禁になっていたそうですから、なぜ、本人も事務所側も、しっかりと危機管理を徹底しなかったのか。

大の大人への行動確認をいちいちするのは大変でしょうし、本人が拒絶したのかもしれませんが、いつも事務所の人が付いてて一緒に飲んでいたら、暴れ出したら連れて帰るなど、対応できたのではないかと悔やまれてなりません。

もし、私が香川さんの事務所の社長であれば、彼の俳優人生を守るため、本人に怒られようが嫌われようが、必ずどこへでも同行するか、誰かを行かせていたと思います。

芸能人の中には、不倫やスキャンダルで、芸能界を追放される人もいるので、他人事ではなかったと思うのです。

ただ、そこまでの危機感を感じ取れなかったのが、問題かもしれません。

人間、絶頂期にいると、ついつい驕りが出て、謙虚さを失うのかもしれません。

今まで大丈夫だったから、というのが、一番危ないのです。

森元首相がオリンピックでの女性に関する発言で辞任に追い込まれたのも、同じような発言を他でもされていて、10年前にはもっと凄いことをおっしゃっていたんです。

だからご本人にとっては、えっ!?なんで!?っていう気持ちがあったかもしれませんが、世界の中では、あきらかにおかしな発言となるのです。

日本はこの平成30年の間、大きな進歩がなく経済も停滞のままずーっときてしまい、時間が止まったようなところがあります。

世界中がものすごいスピードで動いていて、日本の中でもいろいろなことが変わりつつある、その時代認識は、捉えていかねばなりません。

企業はいろいろな点からのリスクマネジメントに取り組まれていますが、俳優やアスリート、政治家など、個人で表に出て活躍されているも、今の時流に沿った危機管理が大切だと思います。

「半沢直樹」は、2013年放映ですが、パワハラの宝庫ともいえ、もし今ならまた色々がご意見や評価があるかもしれません。

昨今は、色々はハラスメントが多いです。

イマジンネクストでもそのような研修に対応しています。

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