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2022.09.13 音楽・映画・ドラマ
「競争の番人」新川帆立 著

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こんにちは。

ライフ・リノベーター 笹川祐子(https://twitter.com/imaginenext_ceo)です。

大阪から帰ってきました。

夕方、富士山が見えました!

さて、月曜9時のドラマで、楽しみに見ているのが、「競争の番人」。

坂口健太郎&杏のダブル主演ですが、小池栄子、寺島しのぶ、小日向文世など豪華キャストです。

原作が新川帆立さん。

彼女は、1991年生まれの若い作家です。

東大法学部卒業の弁護士さんで、「元彼の遺言状」で「このミステリーがすごい」大賞受賞。

私はこの「元彼の遺言状」でファンになり、デビュー2年目の勝負作ということで楽しく読了。

そして、平行してドラマも見ている、というところです。

なんと、テーマが、「公正取引委員会」。

ドラマでも、公正取引員会が取り上げらるのは初めてのことでしょうね。

警察でも検察でも税務署でもない、独り占めを取り締まる正義の「公取委」のお話です。

談合や下請けいじめに、戦うのです。

私の友人社長も、今、ある業界内の古い慣行に戦っています。

いろいろな点で、日本は既得権益でがんじがらめになっていて、それは良くないから、変えていこう改革しようと、総論賛成はみなさんされるのですけど、

それによって、今まで得ていた自分、自社の利益がなくなるのは困るので、

総論賛成、各論反対、ということになり、改革は遅々として進まず、なんですね。

でも、みんなが次の世代、自分の子供や孫の時代のことを考えて、行動していきたいですね。

主人公の天才キャリア官僚のセリフに、私は今の日本の状況を感じました。

「公取の仕事は面白いの?」と、もう1人の主人公、体育会系直情女子に聞かれてこう答えるところ。

「面白いっていうか、なんでしょうねえ。

僕は、日本の島国根性っていうか、村社会っていうか、そういうネチネチねっとりした環境が嫌いなんです。

子供の時から、ずっと。

放っておいてほしいと思っていた。そういう気味の悪い閉塞感を切り裂けるのって、現存する職業だと公取委くらいじゃないですか」

こういうドラマがきっかけで、公取委の仕事に興味を持つ人が増えるのもいいですね。

 

 

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