外国人を採用したい!おすすめの採用手法や面接におけるコツ

日本の労働の中核を担う層は年々減っており、国内では労働人口の不足が表面化するようになりました。こうした中、注目されるようになったのが外国人労働者の受け入れです。 実際に労働力の確保のため、外国人の採用を考えている企業もあるでしょう。それでは、外国人を雇用したいと思ったとき、どのような手段が考えられるのでしょうか。面接や採用のコツも合わせて紹介していきます。


この記事は約6分で読み終わります。

 

外国人を雇いたい!どんな手法が有効なの?

外国人を雇用する方法はいくつかありますが、中でも有効な手法は、直接紹介、SNSを使った採用、そして求人メディアを使った採用です。それぞれどのような特徴を持った手法か詳しく見ていきましょう。

外国人コミュニティ内での直接紹介

外国人雇用に慣れていない企業も国内には多く存在します。そんな企業で外国人雇用をする場合、考えられるのが、外国人コミュニティの活用です。

これは、採用した外国人から直接紹介を受けて、知人を紹介してもらう採用方法になります。外国人コミュニティを活用した採用は、ひとりつながることで、連鎖的に人材の紹介を期待できる点が強みです。

外国人もよく利用しているSNSなどを使って採用を促す

SNSを活用した採用手法のことを、ソーシャルリクルーティングといいます。これは、ターゲットになる外国人がよく利用しているSNSを選び、広告枠を使ったり、メッセージ投稿したりすることで採用を促す手法のこと。

SNSは人と人とのコミュニケーションの場として活用されていますが、世界中の多くの人が利用していることから、実は人材探しのツールとしても有効なのです。

SNSを使った採用の大きなメリットは、無料もしくは安価で人材を募集できることと、手軽に募集できること。さらに、情報が拡散されることによって、スピード感を持って人材を集められることです。

また、SNSは情報が公開されていれば、個人の経歴や、投稿の内容から性格を予測することができます。こうした情報を取得することによって、ある程度のミスマッチを防ぐことも可能です。

外国人採用に強い求人メディアを利用する

求人メディアを活用する方法も、外国人採用の有効な手段のひとつです。今の時代、インターネットで検索をかければ、いくつも外国人の求人情報に特化した専門サイトを見つけられます。

さまざまな専門サイトを比較してみたい場合は、外国人専門の求人サイトを集めたポータルサイトなどが情報源として便利

中でも専門性の強いサイトでは、外国人採用についての注意点やポイントをコラム形式で紹介しているなどお得な情報が取得できます。情報をうまく活用しながら、効率良く人材確保につなげてみてはいかがでしょう。

 

目次へ

 

外国人採用での面接のコツとは?

ここまで、外国人を採用するにはどういった方法が有効かご紹介してきました。それでは実際に、採用試験まで実施する運びになり、面接の段階になったとき、どのような部分に気を付ければ良いのでしょう。

語学に堪能なのか確認をしておく

チェックポイントのひとつ目は、対象者の語学レベルです。国内企業でも社内共通言語を英語にするなどグローバルに対応する企業も出てきてはいますが、現実は日本語でコミュニケーションをとる企業がほとんどです。

職種にもよりますが、接客時だけでなく、スタッフ間のコミュニケーションを考えると、日本国内で働く以上は日本語が堪能であることに越したことはありません。

こうした日本語レベルを客観的に測れるのが、日本語能力試験や国際交流基金日本語基礎テストによる評価です。

一般的な目安は、日本語能力試験なら、5段階のうち下から2番目の基本的な日本語がわかるN4以上。国際交流基金日本語基礎テストなら、6段階のうち下から2番目の生活に支障がない語学レベルA2以上です。

面接時の受け答えはもちろん、対象者が試験を受けている場合は採用の目安として確認しておくと、日本語レベルをより客観的に評価できます。

また、外国人を採用するメリットのひとつが多言語に対応できることですから、日本語以外の語学レベルについても面接時に確認しておきましょう。外国語と日本語の両方が扱える従業員がいることは、企業側にもビジネスチャンスをもたらします。

特に観光地など接客スタッフ採用の場合、日本語に加え特定の語学に堪能であれば、現場での早期の活躍が期待できるでしょう。

入社後の展望について聞いておく

企業側で欲しい人材像を作り上げ、それに照らし合わせるだけで採用を決める作業はあまり良い方法とは言えません。日本人の採用と、外国人の採用は文化の違いもあります。

中でも、面接時に志望動機や将来の展望をしっかり聞いておくことは欠かせないでしょう。海外は、日本と比べて将来の展望や目標を評価する傾向にあります。日本の企業で働いて、将来どのように自分に還元できるかは外国人応募者にとって重要な問題なのです。

そのためには、企業側が一方的に質問するのではなく、企業の方針や将来の展望を明確に説明することによる意識のすり合わせが必須。企業側がしっかり説明することによって、採用後のミスマッチによる離職を抑制することができます。

また、日本に渡ってくる外国人の多くは、日本人と比べると労働条件や契約にシビアな部分も多いです。入社後のトラブルを避けるという意味でも、面接時には相互に情報の共有をしていくことが重要となるでしょう。

目次へ

 

外国人採用を失敗しないためのコツとは?

いざ外国人の採用を決めても人がなかなか集まらない、あるいは採用が決まっても離職者が多い、スキルなどの相性が良くないなどの理由で、採用に失敗することもあります。

採用の失敗を最小限に抑え、効率良く人材を確保するコツは何でしょうか。

失敗の理由はなに?

まず、なかなか人が集まらない場合は募集要項が複雑になっている可能性が挙げられます。日本では応募者が複数の企業で試験や面接を受ける代わりに、結果の通知が遅くなっても許される部分もありますが、海外からの応募者は特定の企業に就職するために試験や面接を受けるのが一般的です。

そのため、結果が出るまでの期間が長かったり、不明であったり、あるいは結果までが長かったりすると、それだけで応募のモチベーションが下がってしまいます

また、応募者が持ち前のスキルを活かせない点も失敗の原因のひとつです。応募要項は、ついふんわりとした仕事内容の説明になりがちですが、職種別採用の進んだ海外では募集要項を見ただけで将来の展望が明確に見えてこない内容は魅力的ではありません。

そしてもうひとつ、文化の違いや言葉の違いへの不理解も外国人採用に失敗する原因になります。日本で就職したからには日本の文化を、と当たり前のように考えがちですが、他国の文化を尊重することとは別の話です。

日本文化あるいは企業文化を本人に押し付ける形になると、たちまちコミュニケーション上のトラブルに発展してしまいます。

失敗しない募集の仕方

ミスマッチによる外国人採用の失敗を防ぐには、企業側の情報を明確にするだけでなく、信用度の高いメディアやコネクションを利用することが大切です。幅広い範囲を対象に募集をかけたのと、特定のメディアなどに絞って募集をかけるのとでは、マッチングの精度の高さが異なります。

また、こうしたメディアなどの活用に合わせて、採用後のコミュニケーションでの失敗を防ぐために、就職希望者の国の文化や習慣もしっかり確認しておくことが大切です。

少しでも外国人雇用への理解を深めるために、本人から情報を得るだけに限らず、外国人雇用の現状や海外の文化風習を情報サイトでチェックしておきましょう。

目次へ

 

まとめ

外国人採用で失敗しないためには、面接時に語学レベルや本人の希望を確認しておくこと、日ごろの外国人採用に関する情報収集が大切です。日本人の採用とは違う配慮も必要になりますので、外国人採用に詳しい情報サイトや企業を利用して準備を行いましょう。