外国人採用でダイバーシティな企業を実現!押さえるべきポイントは?

ダイバーシティとは、直訳すると多様性と表される英単語です。近年、日本でもダイバーシティという言葉が飛び交うようになりましたが、外国人採用においてどのような関連があるのでしょうか。


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多様化する時代!会社経営にダイバーシティを取り入れる!

ダイバーシティは多様性のことですが、多様性といっても生き物の多様性、文化の多様性など、さまざまな多様性が考えられます。それでは、ビジネスにおけるダイバーシティとは何を指すのか、まずはダイバーシティの基本と近年のダイバーシティの盛り上がりについて解説します。

ダイバーシティの基本

ビジネスにおけるダイバーシティは、多様な人材を登用することによって、多様な働き方を実現するという考え方です。

細かく分けると、国籍や性別など目で識別できる属性のダイバーシティ、個々のスキルや知識など目で判断できない属性のダイバーシティ、個々の意見のダイバーシティがあります。

ダイバーシティは世界でもトレンドとなり、属性の多様性や意見の多様性が現実になることで、さまざまなビジネスの発展をもたらしてきました。有名な海外のグローバル企業はいち早くダイバーシティに対応し、長年経営戦略として用いています。

日本では大企業を中心にダイバーシティの考え方が浸透。ダイバーシティの中でも、目で判断できる属性のダイバーシティが進んできています。

ダイバーシティのひとつは外国人労働者の雇用

日本の大企業での取り組みにも見られるように、日本国内では性別や国籍など目に見える属性のダイバーシティが重視されてきました。特に、女性の働き方改革によって、性別によるダイバーシティが認知されるようになってきています。

しかし、近年の労働者不足は、国内の労働供給で賄えない部分まで来ているのも事実です。そこで、外国人労働者の採用による国籍の多様化が広まりつつあります。

幸いなことに、インターネットの登場によって、数十年前と比較すると外国人労働者の採用は格段にやりやすくなりました。海外からの労働供給の整備が進んだことも、日本で外国人労働者採用によるダイバーシティが広まっている理由のひとつです。

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企業にとってダイバーシティはどういう恩恵をもたらしてくれるのか


ダイバーシティのうち、日本でも注目される外国人採用による人材のダイバーシティは何をもたらしてくれるのでしょうか。外国人採用による人材多様化のメリット、実際の成功例を見ていきましょう。

外国人採用による組織の多様化にはメリットがある

グローバル化によって、外国人採用による人材の多様性の重要度は増しています。なぜなら、これから日本企業が世界と競争していくうえで、多様化によるメリットは見逃せないためです。

メリットのひとつが、優秀な人材発掘の可能性が高まること。外国人採用によって、日本国内だけでなく、海外にまで採用の枠が広げられるため、対象が広がり、必然的に優秀な人材を確保する機会が増えます。

そして、もうひとつのメリットが企業にイノベーションをもたらしてくれることです。これまでは日本的価値観であっても、モノの消費の時代が続いたため大きな影響はありませんでした。しかし、現在はモノから価値に投資する時代に変わってきています

異なる価値観や文化を持つ人材がともに仕事をし、多様化が進むことで、これまでの価値観にとらわれない対応、発想や想像が期待できるのです。そして、こうした国際的価値のある人材の多様化は、さまざまなビジネスチャンス拡大のメリットがあります。

ダイバーシティの成功例

ここまで、外国人採用によるダイバーシティのメリットについて紹介してきましたが、本当にうまくいくものなのでしょうか。実際に取り入れる前に、さまざまな成功事例を知ることは大切です。

例えば、海外進出を見据えて外国人採用を進めた企業の成功例は、サポートに特化したものでした。一定の里帰りの旅費を負担する、また語学に秀でた人材を付けることで仕事中の不安を解消し、日本での働きやすい環境を整えたのです。

こうした取り組みは一部であり、さまざまな企業で、人材の多様化に向けた取り組みがはじまっています。より多くのダイバーシティ成功例を見るには、事例をまとめた情報サイトを参考にするのがおすすめです。

このように、成功事例を良く調べることで、自社にどのような対策が必要か見えてきます。しっかり比較し、検討することが大切です。

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これから外国人採用を取り入れるうえで企業側が押さえておくべきポイント

ここまで外国人採用によるダイバーシティのメリット、成功事例の活用を紹介してきました。次に、企業側の課題や注意するべき外国人労働者へのサポートについて考えてみましょう。

外国人労働者を雇う際のポイント

外国人採用によるダイバーシティは、企業側にとってメリットもありますが、良い面ばかりでないことも知っておかなくてはなりません。

人材の多様化というと響きが良いですが、多くの国籍や背景を持った人たちが集まるということは、それだけ摩擦が生じやすくなるということです。

同じ文化を共有している人の間でもコミュニケーションのずれが生じるわけですから、異文化だとさらに理解不足による衝突が起きても不思議ではありません。

これが同じ職種同士で同じ目標に向かう同質のチームであれば割とうまくいくかもしれませんが、異なる職種も混ざり合うようなチームの場合、企業側で工夫をするか、うまくマッチする人材を確保するかしないと大きな摩擦が生じてしまいます。

せっかく多様な人材を雇用するのならば、準備不足や勉強不足で失敗を招くのは避けたいところです。

会社が行うべき外国人労働者へのサポート

外国人採用による企業のダイバーシティを活かすには、まずは適切な人材確保が必要です。

しかし、適切な人材を確保できても、会社に定着しないのでは意味がありません。採用者の早期離職を抑制し定着を図るには、会社全体で外国人労働者をサポートすることが重要です。

そこで見直さなければならないのが、従来の労働環境や社内環境です。従来の働き方は、日本人の間で不満はなくても、外国人にとって働きにくい環境である場合もあります。

企業で率先して、その国の文化について学び、日本的な価値観や企業の習慣について見直しを図り、外国人労働者でも働きやすい環境を作ること。また、個々の労働者の不満を把握できるようフォローアップしていくことが大切です。

外国人労働者にとって働きやすい環境こそが、企業のダイバーシティ成功につながる基本となります。

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まとめ

海外企業をはじめとして世界に広がっていった、ビジネス面でのダイバーシティの考え方は、今や日本にも大きな影響を与えています。

特にグローバル化が進む中で、労働者の人手不足が浮き彫りになってきた日本では、外国人採用によるダイバーシティが今後の日本や企業発展の兆しとなるでしょう。