「嘘つきジェンガ」辻村深月｜イマジンネクスト社長笹川祐子のブログ |株式会社イマジンネクスト

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イマジンネクスト社長笹川祐子のブログ

こんにちは。

ライフ・リノベーター　笹川祐子（https://twitter.com/imaginenext_ceo）です。

北海道の滝川は、雪が積もっています。

この数日、札幌と滝川を往復していますが、今日の札幌は路上の雪が解けていました。

札幌駅のイルミネーションは綺麗です。

さて、「ツナグ」で初めて読んだ辻村深月さん。

それからファンになって楽しく拝読しており、オーディブルで「嘘つきジェンガ」という作品を見つけ、聞いてみました。

何が気になったかというと、詐欺をめぐる３つの物語！

「2020年のロマンス詐欺」

「5年目の受験詐欺」

「あの人のサロン詐欺」

ちょうど、ロマンス詐欺の本を読んでみたいと思っていたのです。

なぜ、人はそういうものに騙されてしまうのか。

この小説では、だます側、だまされる側の心理が巧みに描かれています。

そして、素晴らしいのは、だまされた後の顛末が、希望の持てるもので終わっていることです。

読後感がさわやかで救われました。

ちなみに、「ジェンガ」って、初めて知った言葉なので、調べてみますと

「イギリス発祥のテーブルゲーム。1983年発売。

54本の細長いブロックを互い違いに組み合わせた塔から、1本ずつ順番にブロックを抜いて、塔の上に積み上げていく。

バランスを崩し塔が崩れたら負け。ジェンガはスワヒリ語で「積み上げる」の意。」

とのこと。

「嘘つきジェンガ」という本のタイトルには、積み上げた嘘をどこまでバランスよく保持できるか、いずれ崩れ落ちることを示唆しているのかなと思いました。

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