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2023.08.04 音楽・映画・ドラマ
映画「オレンジ・ランプ」39歳、パパが認知症!?

キーワード:認知症

こんにちは。

ライフ・リノベーター 笹川祐子(https://twitter.com/imaginenext_ceo)です。

最近、よく、映画を観に行くようになりましたが、これもシニア割のおかげ。

以前から、映画館に行くときに、忙しくて前売り券を買えずに、正規料金で観ていました。

シニア料金というのがあるのを知り、うらやましい!シニアになったら、たくさん映画を観たいなぁ、と楽しみにしていたのです。

まだ自分には遠い将来のように思っていましたが、あっという間に還暦。

それも1年位過ぎてから、「あっ、そうだ。シニア割使えるんじゃない?」と思い、活用しています。

先日観たのは、「オレンジ・ランプ」

これは実話をもとにつくられたもので、車の販売のトップセールスマンの夫が、39歳で若年性アルツハイマー型認知症を発症するのです。

ショックと不安で退職を決意するけど、「人生を諦めなくていい」と気づいた夫婦の希望と再生の物語です。

認知症については、親の介護のこともあり、本やYouTubeなどで学んでいるところです。

でも、親よりも自分の将来にも間近にかかわってくる問題です。

私は、認知症にはなりたくないなぁと、その予防である、「睡眠・運動・食事」に気をつけ、今は1日2時間の運動とマインドフルネスを楽しく実践中です。

私の目標は「85歳で生涯現役、元気に社会活動」というものですが、80代後半女性は約半分、95歳を過ぎたら84%が認知症というデーターがあります。

「現在、65歳以上の約16%が認知症であると推計されていますが、80歳代の後半であれば男性の35%、女性の44%、95歳を過ぎると男性の51%、女性の84%が認知症であることが明らかにされています」
引用:下記
認知症と共に暮らせる社会をつくる|地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所 (tmghig.jp)

加齢に伴い仕方のないことではありますが、この映画を観て、「認知症になったら人生終わり」なんかじゃない!ということがよく伝わってきました。

上野千鶴子さん(社会学者)もおひとりさまの老後について、「認知症予防ではなく、認知症になったらの備えをする。認知症でも最後まで訪問看護などを受けながら独居できる」ということをおっしゃっています。

上野千鶴子さんが語る「おひとりさまの認知症」 備える3点セットとは | なかまぁる (asahi.com)

この映画の中では夫婦愛、家族愛にも感動しましたが、勤務先の社長はじめ、職場のみんなが、認知症とはどういうことかをしっかり学んでサポートしてくださったことです。

また認知症患者の仲間の会というのがあり、世間一般のイメージだけではなく、工夫しながら仕事を続けている方たちの話など、改めて気づかされることが多かったです。

実話の主人公の方も、仕事をつづけながら、講演活動にも力を入れています。

ぜひ、自身や家族や周囲の人のためにも、観ていただきたい映画です。

 

★笹川祐子 プロフィール

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