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2023.02.22 音楽・映画・ドラマ
【映画】ヒトラーのための虐殺会議

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こんにちは。

ライフ・リノベーター 笹川祐子(https://twitter.com/imaginenext_ceo)です。

週末、友人と映画館で気になっていた映画を観てきました。

今、映画のチケットは前売りなど買わないと一般は1900円です。

高いなぁと思いつつも、前売り買ったりする暇もなく、一般料金で入っていたのですが、なんと自分はシニア割引の対象になることに気づき、1200円で見ることができるのです。

ファーストデーや水曜デーなどの割引もありますが、いつの間にか、自分がシニア対象となっていたことに驚きです。

「ヒトラーのための虐殺会議」

1942年にドイツで開かれたヴァンゼー会議。

この議事録が残されており、実際の会議を再現したのがこの映画です。

会議の議題は「ユダヤ人問題の最終的解決」について。

「最終的解決」というのは当時ヨーロッパにいた1100万のユダヤ人を抹殺するということです。

この映画は、バックに音楽が流れることもなく、淡々と会議が続きます。

人の動きやアクションや感情が大きく動くこともなく、会議で発言し、多少議論は展開されますが、90分の会議で、ユダヤ人の絶滅政策が決められたのです。

見終わったときの第一声が、「怖かった・・・」

ユダヤ人の虐殺が前提であり、誰もそれに対しての異論はないのです。

銃で撃って殺していたドイツ人兵士の若者が精神病院に行ってしまう。

もっと「効率の良い」処分の仕方はないのか?

そこからガス室送りが実験され、大規模な施設が作られていくのですが、「人道的に」銃殺よりガス室の方が良いというような議論が語られます。

何が「人道的」なのか、現代では考えられないことですが、とっても怖いです。

私が漠然と考えたことが二つ。

一つは、こういうこと(ユダヤ人虐殺)に、人員もお金もつぎ込んでいたから戦争に負けてしまったんだろう。

ただ戦争に勝つだけに集中していたら、歴史は変わったかもしれない。

でも、狂気のヒットラーだからこそ、その意志に忠実に実行する側近たちが、もはや善悪も判断できなくなっていたのかもしれません。

そして、もしこの会議の参加者に、女性が三分の一位いたら、違う議論が出でいたのではないでしょうか。

でも当時の軍隊や政治の上層部に女性はいなかったので、無理かもしれません。

戦争の悲惨さと馬鹿げていることを知るためにも、後世の人は、このような戦争映画に触れることは大切だと思いました。

そして、同じような会議がもしかしたら、日本の中にも、世界のどこかでも起きているのかもしれない。

そういう危機感をもっていなくてはとも考えさせられます。

 

 

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