2012.06.11 本・読書
「器」斎藤一人 柴村恵美子
一人さんの新刊、「器」を書店で見て、すぐ買う、即読。
私は、器を大きくするにはって、いつも考えているんです。
経営者の器って、年商10億、100億、1000億、社員が100人、1000人、1万人ってあると思います。
年収も500万、1千万、3千万、1億と、その人の器にふさわしいものが与えられるのではないでしょうか。
社長の器を大きくしていかないと、社員の器も大きくなっていかないでしょう。
世の中のお役に立てること、大きな社会貢献できることも器量あってのことです。
この本の、ぱっと開いたところ。
「器って大きくないと、与えることも、受け取ることもできないのだと思うのです」
本当にそうですね。
さて、この本では、具体的に、仕事や人間関係を通して、器を育てる方法、器を大きくする修行などかかれています。
その中でも、一人さんがおっしゃってる、一番人の器を大きくすることができるのが「上気元(上機嫌)の行」です。
どんなことがあっても自分の気持ちを上向きに、自分の機嫌を自分でとり、いつも上機嫌でいられる、というのは、現実にはなかなか難しいことではないでしょうか。
私たちの日々は、楽しいこと嬉しいこともあれば、悲しいこと、つらいこと、わずらわしいこと、面倒なこと、自分を不機嫌にさせることもあるのです。
一人さんが、このいつも上気元(上機嫌)でいるという行をしだしたとき、なぜかまわりに、不機嫌にさせるようなことが頻繁に起こったそうです。
それを突き詰めて考えてみたそうです。
すると自分の感情が邪魔していることがわかり、さらにひもといていくと、自分の「我」であるとわかったのです。
他人の成功を素直に喜べなかったり、周囲を許せなかったり、「自分のほうが」という「我」に気づきます。
この「我」が自分の心や行動に限界を作り、器を小さくしている原因とわかったそうです。
私たちは自分の器や器量をおいといて、他人には、「あの人、器がちっちゃいよねー」とか「器量が狭い」と言ったりしがちです。
その小さいとか、狭いというのは、たしかに「我」が出てる、自分のことしか考えられない、そんなときに特に感じるのではないでしょうか。
◆幸せとは日々の鍛錬のたまもの
◆「お先にどうぞ」と言える器
◆人にゆずる態度がいい考えを生む
◆器量とは多機能であること~自分にできることで、まわりの人にしてあげられることを増やす
◆「はたらく」ことで人の器は大きくなる
◆勝って威張らない、負けていじけない
◆「ビタミンふざけるな!」という悔しさの種
◆あなたは、誰のために器を大きくしたいですか
◆器量は自分の弱いところで試される
◆たとえば、すごく「わからず屋」の人が現れたら、天が自分の説得力を上げるために遣わしてくれたんだと思うと、それがすごくありがたいし、嬉しくなります。
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私の渾身のおススメの一冊です。
☆今日の一冊
「器」
著者:齋藤一人 柴村恵美子
- 器/サンマーク出版
- ¥1,680
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<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。
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