2012.05.08 本・読書
つぶれる会社には「わけ」がある
連休中、若い起業家や、起業を目指す人が来社されたり、お話しする機会がありました。
だいたい、おススメ本の話になると、成功本もいいけど、失敗法則も勉強になるからね、と話します。
私は、サクセスストーリーも偉人の伝記も大好きですが、創業してからは、失敗談も同じぐらい読んだり聞いたりしてきました。
成功には、たしかに、王道に至る法則もあるのですが、それ以上に、個人の資質、キャタクラーに時の運、縁、タイミングも大きいと思えます。
孫さんも、孫さんだからこそ!
同じタイプの人が、3年後に同じことをしても、大成功するでしょうか。
でも、失敗は、これやると、だれでも絶対失敗するよ!という法則があるように思えます。
私なりに、失敗の予兆がないか、自分と周囲を観察しています。
知人社長を見てて、「この方、大丈夫だろうか」
そして、自分でも、「アブナイ、アブナイ」と感じるのです。
そういう失敗への罠というか、甘い誘惑が潜んでいます。
さて、そういう失敗を、起業物語、ストーリーで学ぶおススメの本です。
『つぶれる会社には「わけ」がある』著者:林總
実話をもとにした、会話形式の小説を読み進めるだけで、経営や会計、税務のポイントが身に付きます。
特に著者は会計の専門家ですから、会計について勉強できます。
「餃子屋と高級フレンチではどちらが儲かっているか?」のベストセラーも書かれています。
若い起業家はアイディアも行動力も営業力もあるけど、経営や会計の知識がないばかりに、肝心なところで、失速したり、低迷するのを、見聞きしました。
これから起業を目指される方、起業してアーリーステージの方にはぜひご一読をおススメします!
☆今日の一冊
『つぶれる会社には「わけ」がある』
著者:林總
- つぶれる会社には「わけ」がある―ストーリーでわかる経営・会計・税務の“罠” (日経ビジネス人文庫)/林 總
- ¥700
- Amazon.co.jp
<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。
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