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2018.04.08 本・読書
真の働き方改革、実に奥が深い(by永守重信)

キーワード:ゆとり世代中高年働き方改革

先週、購読している日経ビジネスが届きました。
特集が「日本電産 真の働き方改革」
あっ、永守社長だ!
表紙を見て、思わず手に取り、すぐ拝見。
私の大好きな経営者です。

有言実行、成果を出す経営者として、私は大変尊敬しているし、カリスマ的な魅力に
心の中では、「永守のおっちゃん!」(失礼ですね、ごめんなさい)と慕っています。
大ファンなんです。
そして、確実に株価をあげてくれる経営者です。

私はほんの少し株式投資をしていますが、ほとんど売買はせず、持ったまま。
でも、自分が上場の準備をしていた時、増資増資を重ねて行く時、
日本電産の株は、着実にあがっていくので、売りたくなかったけれど、
「永守のおっちゃん、ごめんなさい!」と手を合わせ、売って増資のたしにしました。
なので、永守社長が「働き方改革」をやると聞き、モーレツハードワーカーがどうやっていくのだろうと
興味しんしん、わくわく、学ばせていただこうと見ていました。

永守社長は、「元旦以外、仕事を休まない」と公言されてきたので、ここへきて、豹変。
今年は45年ぶりにお正月の3が日休んだそうです。
今後の目標は、「2020年度に残業ゼロだ」
何が、永守社長を働き方改革へ取り組ませたのか。
それは、海外でのM&Aをすすめ、事業をグローバルで展開するようになったとき、欧米の企業は残業せずに、好業績。
「おかしい・・・」
「ドイツ企業に比べ生産性はほぼ半分」
「企業体質を変えなければ、世界で戦えない」という強烈な危機感を持ったそうです。
これは私自身も常日頃考えているところです。
どうして、日本人はこんなに長時間働いているのに、生産性が悪いのだろうか。

永守社長は
「働き方改革、実に奥が深い・・・」
残業がなくなると残業手当が減って社員の年収が下がる。
これが最大の壁とのこと。
ご自身も残業手当だけで生活した実体験者だから、日本の社会は、30年、40年たっても変わっていないと。
永守社長が働き方改革の発表をしたら従業員から一番に来た投書は「私は毎月50時の残業手当を前提にローンを組んでいます」というもの。
こういう身近な心配事がたくさん出てくるわけですから、これを解決しないと」
このへん、本当に、奥が深いと思われるわけですね。

さて、日本中で、働き方改革が叫ばれています。
これは40代50代の中高年の方々には、上記のように、残業手当がなくなるという、切実な問題もあるわけですね。

今の若い人、新卒世代は、
Aお給料安くてもいいから休みがあるほうがいい
B休みが少なくてもお給料高いほうがいい
という質問には、Aの休みがあるほうがいいと答える人が多いのです。
お金より時間を大切にしたい。
ゆとり世代だから、いままでゆっくりやってきたので、そのペースが染みついているとか、
街頭インタビューにありました。
お給料が低くてもその中で生活設計をするのと、
残業代を見込んでローンを組んでしまってる40-50代の人とは、苦労も違うと思います。

では、どうしたらいいのか?
今までの仕事をやり方を真剣に見つめなおし、残業であいた時間を将来のために使う
①新しいことの勉強
②新しい人脈、ネットワークつくりに行く(決して営業に行くのではなく、友達を増やすような気持で)
③副業(残業代の補てん。または将来につながることをやってく)

私自身が中高年のど真ん中にいるので、自分も、新しいことを勉強し、世界を広げていきたい。
ヴァージョンアップしていきたい。
自分も楽しめて、人様のお役に立てますように。
新規事業の匠アカデミーでは、これらのことをお手伝いできるような、ワークショップや公開講座、手に腕をつけるコースを展開していきます。

 

 

 

<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

 

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