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2015.12.26 起業・経営・会社
全身全霊でぶつかっていくこと

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先日、やり手社長のご紹介で、素敵な企画系の社長がご来社されました。

大変ばびっとしたビジネスマン風ですが、沖縄出身で、親族にはユタ(霊媒師)が多いけど、自分にはそんな力はないんです、とのこと。

でも不思議な経験をいくつもされているようで、直感が冴えわたり、成功されてきたのだとお見受けしました。

その方が弊社のHPをご覧になられて、「とっても優しい。久々にこんなに優しいものを感じました」と印象を語ってくれました。

人材業で、社員みんながそれぞれスタッフフォローに一生懸命取り組む姿勢が、にじみ出るものなのでしょうか。

また、社長の人柄も優しいと言われ、それは、まずいなぁと正直思いました。

優しいだけでは、業績が伸びないし、優しさと厳しさのバランスが大切で、幹部がそれぞれの役割を果たしていくと思うのです。

とはいえ、今の世の中の時流は、優しさが求められるんでしょうね。

そんなことを思いながら「全身全霊でぶつかっていくこと」の素晴らしさがよみがえってきました。
全身全霊であたっていれば、悔いはない。

いろいろな事象が自分や会社にとって良き方向に導かれているのだと信じられます。

私はその方に笑いながら「創業から5年ほどは、かなり高いテンションでやっていたんですよ」
今や、人のいいおばさんの域に達し、昔を知る人には、「丸くなりましたね」と言われます。

でも、怒らなくなったというより、正直、体力の衰えも感じます。

もちろん、忍耐力も付き、相手の立場を考えてあげるようになりました。
怒るでも、叱るでも、大きなエネルギー使いますね。

社長ですから、常にいくつものことを同時に考えているので、何かあって、怒りの感情が湧きあがってきても、ここで、体力、消耗するのは、やめよう。

そして、だんだんと、合理的に、見極めも早くなってしまうので、これが本当にいいことなのか、どうなのか、時折、ふっと思ってしまうんです。

そりゃ、誰でも、がーっと怒られるのは、たまらないと思うのですが、全身全霊でぶつかっていくエネルギーの交換みたいなことって、時に貴重なことだとも思うわけです。

そして、全身全霊を傾けられるものがあるということは、それだけで、幸せで、感謝すべきことだと思います。

年の瀬に一年を振り返る、良い気付きを頂きました。

笑う狛犬

 

 

<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

 

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