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2015.12.17 起業・経営・会社
出戻り社員

キーワード:

夫婦別姓訴訟では、同姓規定は合憲。再婚禁止100日超は違憲と判断されました。

さて、先日、退職した社員が出戻ってきました。
わが社は、出戻り社員を歓迎。
今、3人います。

「出戻り社員」で検索すると、この是非について、たくさんの記事がありますね。
おおむね、歓迎が多く、昨今の企業では、7割強が受け入れているそうです。
とはいえ、退職時の状況や、既存社員との兼ね合い、社長の思い、判断などいろいろあるようです。
それぞれの理由があるにしろ、社員の退職は、社長にとってはすごく辛いものです。

私は基本、引き留めや慰留はしません。社長のところへ来るのはもう決意が固いことですし。
自分もそうやって経験を積んできたので、感謝して送り出し、その後のご活躍を祈るばかりです。
去年の春に戻ってきた社員は、なんと3度目の入社になるのです。

第2新卒で入社→若手として活躍→家庭の事情で退社→他の派遣会社へ→わが社へ戻る→中堅ベテランとして活躍→家庭の事情で退社→他の派遣会社へ→わが社へ
いずれも家庭の事情が解決し、勤めだすのですが、やっぱりわが社がいいのでしょうか、戻ってきてくれています。

何より、勝手知ったる我が家とでもいうのでしょうか。
自分の知らない新入社員がいても、古株の風格がありますね。
本当にありがいことで、嬉しいです。

でも、うちの会社、こんなに出入り簡単ですか!?って思われるとちょっと困ります(笑)
メンバーもみんないい人たちなので、「3回も歓迎会やってもらえるなんて、いいなぁ!」って、歓迎です。人材確保が難しくなるご時世ですし、社長としては、何度出戻ってきてくれてもいいよー、と思っています。

とはいえ、こうやって、歓迎されることが前提となりますよね。
退職の時に、「また戻ってきてくれていいからね。
でもその時、景気が悪くて、迎え入れられなかったらごめんね、経営が厳しくないよう、私も頑張るから」と言って、送り出す人もいます。

苦い思い出が一つあります。
リーマンショックの時には、2年で12億も売上を落とし、大変でした。
その時、戻ってきたいという元社員から連絡をもらったのですが、とても余裕がありません。

創業から急成長の時代を一緒に駆け抜けた貴重な人材でした。
申し訳ないことをしたな、私に力がないばかりにと、今でも心にとげが刺さっているような感じです。

お客様、スタッフさん、社員に十分報いるためにも、利益を出し続ける、黒字経営を貫きます。
会社を卒業していく人もいれば、出戻る人もいます。
退職後、アルバイトやパート、個人事業主など、雇用形態を変えたり、
または転職後の取引先や、協力会社として関わることもあります。
これもご縁だなぁと思うのです。

転職後の会社で順調に昇進し、役員になった人や、
起業して大企業からM&Aの話が来るまでに成長させた人もいます。
退職した社員同士も仲が良いようで、特に創業時の人たちは、今でも時々会うようです。
密度の濃い時間を一緒に過ごした戦友だから、絆も深く、貴重な人脈につながっていきます。

そういえば、アエラの人脈特集でも同じようなことが書かれていました。
イマジンプラスの経験を活かせて良かったと思ってもらえるよう、成長機会を経営者は作っていかないと。
本業を深耕し、新規事業を手掛けていく。
新しい取り組みへの打ち合わせが多く、師走、走っています。

トム2015-12-17

 

 

 

<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

 

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