2015.10.20 今必要なビジネススキル・マインド
因果応報 逆境の時の過ごし方
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気持のよい秋の日ですね。
天高く馬肥ゆる秋。
青空を見ながら歩くとすごく前向きになれます。
私の好きな言葉に「因果応報」というのがあります。
元々は仏教語で、おどろおどろしい語感を感じますが、今風には「原因と結果」ということだと思います。
良いことをすれば良い報いがあり、悪いことをすれば悪い報いがある。
良い行い、思いが良い結果を導いていく。
良い種をまけばすくすく育っていく。
先日ある若手社長が来社して、彼はすごいやり手なんです。
若くして起業、8年経って、残念なことに会社を手放すことになり、それでもすぐ新しい会社を立ち上げ、そろそろ軌道にのるそうです。
「笹川社長はいつも明るくて元気だから、そんな逆境には無縁ですね」と言われたので、
「とんでもない!逆境もつらいときもいっぱい。
経営は最高に贅沢な人生修業だからね~」と話すと
「逆境の時はどんなふうな心構えでどう過ごしましたか?」と聞かれました。
それで、とりとめもなく、こんな話を。
先日、ある研修会で、講師の方の人生年表、モチベーションの上下グラフを拝見したの。
よくあるものだけど。
たとえば、ある程度仕事に慣れたり、社内の人間関係がうまくいかず、モチベーションダウン、心機一転して転職後はぐんとアップ、結婚、昇進、人生の節目の出来事で、私たちの気持ちも大きく揺れますよね。
それ見ながら自分の人生を振り返り、
あー、あったあった。
不遇の時もあったなぁ。
会社経営でもうダメかと思ったこともあったなぁ。
でも、私は元々おめでたい性格ということもあるけど、意識して、自分の気持ちを下げないよう、どんな時でも、明るく元気に、気を高く持とうとしてきたの。
今は逆境だけど、前方に広野が展望が明るく開けるイメージを持つように。
不遇の時も、くさったりしないように。
それは、今、一瞬の思いや行動が、5年後10年後の未来を創っていく。
これを私は因果応報と思っているの。
苦しくても辛くても、明るいイメージを持ち行動していれば、本当に明るい兆しがやってきた、ささやかな成功体験を少しずつ積んできたと思うの。
もちろん経営の中では、目先、今期の業績も大事だけど、長い目での人材教育、新規事業への投資が必要。
これも業績が厳しいと手を打てないから、後手後手に回ったりする。
つらいね。
今、うまくいってることは、過去の結果。
今、うまくいってないことも、過去の結果。
逆境の時、因果応報と口ずさみながら、明るい気持ちで頑張る。
こんな答えでごめんなさい。
お互い、良い種をまいていきましょう。
青年社長が元気に帰る姿に嬉しく思いました。
人それぞれ、逆境の時の過ごし方で人生が変わってくる気がします。
<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。
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