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2015.09.22 日記
俺ってやな奴だったんだよ。

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5連休このままお天気だといいですね。
さて、私はいろいろ告白されることが多いのです。
で、この状況では、まさか、愛の告発をされたらどうしようかとドキドキするのですが、そんなことは全くありません。
でも、みんないろいろなことがあるんだなぁ、心にしみる、感動するんです。
今やゲイのカミングアウトは当たり前かもしれませんが、20年ほど前に告白されたときには、親兄弟には絶対言えないんだ、と苦しそうな顔が忘れられません。
たぶん、私は話しやすいのだろうし、口が堅いことも大切。
ブログに書けるのは、もう時効だったり、本人が周囲に話していたり。


ある男性経営者と食事してて。
離婚から再婚。会社のビジネスモデルも変えて。
そんな変遷を聞いていました。
彼が途中で顔をゆがめて、「俺って、本当に、やな奴だったんだよ」というのです。
私はとってもそんな風に思ったことはありません。
頭も育ちもよく、大企業でバリバリ活躍し、起業してビジネスも順調。

彼いわく「俺って、どっかで人のことすごく見下してた。
学歴やバックグランドで人を判断してたんだ。
馬鹿にしてたんだよ。
偉そうにしてたんだ。
会社のNO.2にも、結婚相手にも騙されて痛い目にあったけど、それは、こんな俺だから寄ってきた、ひどい相手だったんだ。
俺自身が引き寄せたんだよ」

彼は確かに一流大学卒。
家系にも恵まれています。
私は、なんて、正直で、勇敢な人だろうと感動しました。
そして、離婚後、うつになったこと、会社も大変だったけど、社員が頑張ってくれたこと、自分に原因があったと気付いたこと。
など、話してくれました。

どんな人でも、自分の中に、最高に素敵なものと、嫌なものが同居しているのではないでしょうか。
自分の中の嫌なものを見つめるのは勇気がいることです。
そして、極限まで追い込まれないと、そこに気付かないかもしれません。


彼は、傷をいやしながら、元気になってくると、婚活しようと意欲がでてきたそうです。
その婚活でみつけた相手と再婚。
あれから何年も経ちましたが、お子さんも大きくなって、幸せそうです。


人は苦難に遭遇した時、周りのせいにしやすいのですよね。
自分の責任と受け止め、自分を変えていけるでしょうか。
人を変えることはできません。
自分が変わると運命も人生も変わっていくんですね。







☆今日の一冊
「日本と世界の間違い」
著者:松岡正剛
連休中、歴史物でも読もうと、書棚を探す。
日本史と世界史の交錯というか、江戸時代、ヨーロッパはこうだったんだと改めて思う。

誰も知らない 世界と日本のまちがい 自由と国家と資本主義/春秋社
¥1,944
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<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

 

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