2015.03.08 本・読書
「その女アレックス」
キーワード:ミステリー小説
「週刊文春2014年ミステリーベスト10」堂々1位! 「ミステリが読みたい! 」「IN POCKET文庫翻訳ミステリー」でも1位。
史上初の6冠受賞、と帯に書いており、昨年買っておいたミステリー小説。
退院して自宅で安静中に、読み出したら止まらず、怖いし、安静どころではなく、分厚い本を一気読み。
ミステリー小説を読んで、泣くことは滅多にないのに、
読後、涙がじーんと出てきた。
そして、再読。
もう一度読み直しました。
作者の仕掛けか、だましか、あーなるほど、そうだったんだぁと、おっかけながらの再読。
すぐにもう一度読ませる小説の力は凄いと思う。
帯には確か、「この本を読まれた方。ネタばれになるので、108ページ以降は人に話さないでください」と。
なので、私も詳しくは書けませんが、檻の中に監禁される場面は、術後の私には、切実によくわかるもの。
同じ姿勢で長時間いることが、拷問であることに、ドキドキハラハラ。
この小説は、どんなものかというと、アマゾンの紹介から。
「おまえが死ぬのを見たい―男はそう言ってアレックスを監禁した。
檻に幽閉され、衰弱した彼女は、死を目前に脱出を図るが…
しかし、ここまでは序章にすぎない。
孤独な女アレックスの壮絶なる秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ。
イギリス推理作家協会賞受賞作。」
今、アマゾンの書評を見ると、賛否両論。
確かに残虐な表現も多いので、皆さんにお薦めできるものではありませんが、ミステリーにうるさい方にはぜひ!
秀作か邪道か、意見交換したいですね。
私的には、1月に宮部みゆきの「悲嘆の門」これも一気読みしましたが、アレックスに軍配を上げます。
☆今日の一冊
「その女アレックス」著者:ピエール ルメートル
- その女アレックス (文春文庫)/文藝春秋
- ¥929
- Amazon.co.jp
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