｢営業の悪魔」　著者：長谷川千波｜イマジンネクスト社長笹川祐子のブログ |株式会社イマジンネクスト

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2015.02.28 本・読書
｢営業の悪魔」　著者：長谷川千波
キーワード：入院、読書

実は、左腕の脂肪種をとるのに、入院、手術して、先週退院してきました。
すぐに講演があったり、あわただしく、久々に囲碁の個人レッスンに行ってきました。
前回の手術の後には、高熱が続いたので、今回も覚悟していたんですが、おかげさまで発熱せず、たくさん本が読めました。
その中でも、一気読みできたのが、「営業の悪魔-チキンハートでネガティブ思考のお前に何ができる？」
点滴受けながら、苦しい姿勢を忘れるほど、のめりこみました。

トップセールスの実態が、魅力的に描かれているのですが、著者自身がトップセールスだったから書ける迫力があります。
営業数字の冴えない、チキンハート（臆病者）でネガティブな営業男子が、経営層からある特命を受けるのです。
この彼は、営業成績は振るわないけど、記憶力がいいので、トラブルの場合には、あまりこじれることなく助かっていたことを上司が評価してくれていたんです。
で、トップセールスに同行し、その営業のコツ、秘訣をレポートせよ！のこと。
かくして彼の全国行脚というか、過酷な旅が始まるのです。

でも、やる気と野心のある営業マン（ウーマン）にとっては、そんな仕事があったら、自分もぜひ行ってみたいと思うものではありませんか？私も行きたいですもの。
そして、トップセールスというのは、やっぱり普通じゃないから、1000人に１人の逸材なので、個性的で変わっているし、悪魔のような、天使のようなところがあるのだと思います。

私の周囲にも多くのトップセールスがいます。
この人のどこがすごいのだろう？
私はよーく、彼らを観察しています。
まず日常の行動や思考が違います。
などほどなー。だから、この人はトップセールスなんだ、と感動します。

それから、もうひとつ、このビジネス小説の読みどころは、チキンハートの営業男子の成長物語です。
うじうじ悩みながら、同僚に嫉妬したり、自分を掘り下げていく、踏ん張っていく姿に、がんばれ！と心の中で声をかけました。
やり手のトップセールスから学べること満載です。
よく、「いやーそれは○○さんだからできるんだよ」という人がいますし、キャラクターというのもあるけど、それ以前の営業センスやちょっとした気配り、お客様との会話の駆け引きなど、勉強になります。
すべての営業マン（ウーマン）に贈りたい本です。

この本の巻末に「ビジネスに効く！小説＆コミック１０選」があります。
こちらもぜひ、ご覧ください！
とっても良い本が選ばれています。
これから海外に飛び出していったり、外国人を迎えたり。
英語力より何より営業力！