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2015.01.24 本・読書
「悲嘆の門」 宮部みゆき

キーワード:宮部みゆき

宮部みゆきの新刊「悲嘆の門」上下を読了。
先週末にほぼ一気読みし、ラストの部分を今週毎晩少しずつ。
それにしても、宮部さんは凄い。

上下巻、かなりのボリュームを一気に読ませ、震えさせるのだ。
30代、一番感動した、心に残る小説が宮部みゆきの「火車」でした。
33歳からこの事業を始めて、しばらくは本を読む暇がなかったので、小説はそれほど読んでないけど、ものすごい衝撃的で、大ファンになりました。
宮部さんは社会派と言われるけど、今の社会で起きてる問題を、鋭く、ありありと色鮮やかに描く達人だと思います。
この「悲嘆の門」も、連続殺人、ネット社会、サイバーパトロールを通して現代の姿が描かれる。
そして、物語に流れる重大なテーマが『言葉』
私も言葉を大切にしたい人間です。
だから、読みながらすごく考えさせられました。
良い言葉を使い、良い言葉を蓄積しようと。

そして、いつものごとく、登場人物がとっても魅力的。
ミステリーと壮大なファンタジーを存分に味わえます!
こちらは、宮部さんのインタビューから抜粋です。
まさしく!
驚き、驚きの連続でした。
あっ、そうか、ホラーだったんですね。
私はファンタジーだと思ってました。

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著者インタビュー:宮部みゆきさん 新作「悲嘆の門」を語る
「悲嘆の門」は主人公・三島孝太郎が、自分の心の奥を流れるまっ暗な川をさかのぼってゆく話でもあります。ちょっと変わったミステリー、ちょっと変わったホラーとして、ええ!こんな話だったのと、驚いていただけたらうれしいです。
http://mainichi.jp/feature/news/20150115mog00m040011000c.html
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悲嘆の門

☆週末の一冊
「悲嘆の門」
著者:宮部みゆき

悲嘆の門(上)/毎日新聞社
¥1,728
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