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2022.02.23 音楽・映画・ドラマ
【ミステリという勿れ】「いじめている方が病んでいる」

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こんにちは。

ライフ・リノベーター 笹川祐子(https://twitter.com/imaginenext_ceo)です。

ワーケーション先で、今日は5時起き。

6時からのYouTube番組ワクチューブに出演しました。

真っ暗な中から朝日がでて朝焼けに染まって、海がキラキラ。

番組が終わって朝風呂に行く途中に富士山がくっきり見えました。

昨日の夕方、部屋の外玄関からは、夕日が沈んでいく瞬間と夕日に染まる富士山が見え、

室内では海の景色が綺麗で、部屋を出たり入ったり、交互に夕日と海を眺めに往復しました。

30分刻みで、いろいろなタスクをこなしていたのですが、ふっと、そんなの忘れて、この夕日や富士山の風景に没頭しようと。

これもワーケーションの醍醐味です。

さて、最近、月曜日に楽しみにしているドラマがあります。

ふっと見た時からこの主人公に惹かれてしまったのです。

菅田将暉さん演じる主人公が、変わり者なんですけど、まともなことを言ってて、洞察力にたけ、事件を解決していくのです。

主人公の発言一つ一つが、考えさせられるものだったり、はっと気づきを与えてくれるものだったり。

気になる私は、早速原作者を調べて、大いに納得!!

田村由美さんという漫画家ですが、私はこの方の「BASARA」(文明崩壊後の日本を描く、壮大なスケールの物語)の世界観に衝撃を受け、愛読していたので、あの田村さんの原作なんだと凄く嬉しく、やっぱりな、と感動しました。

さて、ある回の事件で。

(ちなみに、この時、金髪の青年が出てくるのですが、なんと、瑛太。

瑛太というのに、気づかなかった人も多くて、それも話題になりました。)

ある人物が、過去のいじめにあっていたことを告白。

本当は学校を休んで逃げたかったのに、その当時は今のような「逃げていい」風潮がなかったという。

   これに対して菅田演じる主人公が、

「あの。

僕は常々思ってるんですが、どうしていじめられてる方が逃げなきゃならないんでしょう」と語りだす。

続けて、「欧米の一部では、いじめてる方を病んでると判断するそうです

いじめてなきゃやってられないほど病んでる。

だから隔離して、カウンセリングを受けさせて、癒すべきだと考える」と説明し、次のように語る。

「でも日本は逆です。

いじめられてる子に逃げ場を作ってなんとかしようとする。

でも逃げると学校にも行けなくなって、損ばかりすることになる。

DVもそうだけど、どうして被害者の方に逃げさせるんだろう。

病んでたり、迷惑だったり、恥ずかしくて問題があるのは加害者の方なのに

   さらに「(被害にあったとき)先生や親に『アイツにいじめられたよ』

『アイツ病んでるかもしれないから、カウンセリング受けさせてやってよ』って、皆が簡単に言えるようになればいいと思う」と続けた主人公の言葉に、いじめられていた人は涙ぐむのでした。

この主人公の発言は、ネット上でも大きな反響を呼んだようで、

「いじめている人」の方が、病んでてカウンセリングが必要という風潮が日本にも広まってほしい、という声が多いようです。

いじめ問題では、当事者が自殺をしても、教育委員会の調査で「自殺はなかった」となったりしますね。

いじめた犯人探しということではなく、いじめてる方が病んでて、それを救おうという動きになってほしいと切に思うのです。

主人公の整(ととのう)くん、大人の目を覚ますことを言ってくれてありがとう!

月曜日を楽しみにしています。

 

 

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