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2020.01.18 起業・経営・会社
自由を求めて起業したら、社長業で大変になった!

キーワード:シナリオライター人生大転換

こんにちは。笹川祐子(https://twitter.com/imaginenext_ceo)です。

出会いって、次々新しい人に出会うことだけでなく、既知の人の中に、今まで知らなかったことを発見して、感動したり、その人の魅力をさらにアップデートできたり、それも新しい出会いだと思うのです。
だから、社員でも、ベテランにも新人にも、あーこういう面もあったんだと新鮮に感じられることって幸せだとも思います。

さて、先日、楽しみにしていたイベントに親しい人たちを誘って出かけました。
初対面同士を私が紹介して、互いにいろんなことを話したひととき。
旧知の女性社長が、若い頃、シナリオライターに憧れていて、働きながら学校に通い、5‐6年は、週末は図書館にこもって、課題をやったり、自分の原稿を懸賞応募していたそうです。
なんと、車や100万円をゲットしたりしていたそうです。
そのまま続けていたら、売れっ子のシナリオライターになっていたのではないでしょうか。
彼女は、もっとシナリオを書く時間を自由に確保したいと考え、会社を辞めて、起業したのです。

ところがここで大きな誤算が。
会社勤めをしていた時には、どんなに遅く帰っても、深夜からでも原稿を書けたし、週末は図書館にこもって集中できていたのに、起業した途端、24時間社長業で、まったく書けなくなったそうです。
「書けなくなった」というのは、物理的にも精神的にも、そうだったそう。
会社勤めは、会社を出れば、頭を切り替えられたけど、起業すると24時間、会社のこと仕事のことで頭がいっぱいになり、書こうと思っても、まったく頭に何も浮かんでこなくなったそうです。
それから約20年、彼女の会社は順調に成長し、オリンピックイヤーの2020年は、さらに大きな受注で大躍進です。
彼女が起業せず、シナリオライターの勉強を続けていたら、その道で成功したかもしれない。
起業して、シナリオライターの夢は断念せざるを得なかったけど、事業で大成功した。
運命というものは、本当に面白いですね。

そして、社長業も大変なもの。
私は、いろいろなことを頼まれては引き受けたり、好奇心旺盛な分、本業に集中しなくてはと反省することもあるので、彼女の話はとても説得力がありました。
本業に集中して盤石な体制を整え、私も新たな挑戦をしたい。
人生100年時代だから、社長を引退したら、またシナリオライターを目指そうよ、絶対素質はあるんだからと、強く、けしかけてしまいました!
彼女にはこの数年、人生大転換することが続々起きて、感動させられていました。
若い頃の話を聞いて、またしても、新しい出会いに感謝しています。

 

 

<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

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