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2014.03.29 本・読書
「大富豪になる方法」 安田善次郎

キーワード:安田善次郎

期末の慌ただしさの中、二夜連続、安田善次郎の本を読んでいます。

 今日は、これから、神田神社で神社プラス1のイベントに行ってきます!

https://ameblo.jp/imagineplus/entry-11778846635.html

 さて、安田善次郎という人が築いた財産がどれほどのものか。


亡くなった当時の資産は2億円。

大正10年の年間国家予算は15億9,100万

国家予算の1/8に相当する富を1代で築いた個人資産家です。


ちなみに2010年発表となったフォーブスによる日本の長者番付1位は、ユニクロの柳井会長。

約8,400億円。(現在はもっと増えているでしょうね!)

国家予算が一般会計だけでも92兆円だから柳井氏の資産は、国家予算の0.9%。

この数字からも安田氏の存在の大きさがわかりますね。

一般には、「ケチ」と呼ばれて、そのためにも誤解を生み、最後は社会運動家を名乗る男に刺されて、悲劇的な死を迎えるのです。

日本経済を作りだした「金融の神様」であり、金を無造作にばらまくのではなく、生かして使う。企業を支える黒子に徹するのが

銀行の役目である、との信念を貫きます。

以前、「陰徳を積む 銀行王・安田善次郎伝」(著者:北康利)を読んでいたので、この「大富豪になる方法」もさっそく手に取りました。

ここで再度発見したのは、善次郎の子供時代、秀吉の「太閤記」を読んで、奮発心が起こったとのこと。

偉人の伝記を読んで、憧れと勇気をもらうことは多々あると思うのですが、実は私もよく知らなく驚きました。

秀吉は、信長の草履を懐であたため、大変気くばりと愛嬌と才あふれる人物、天性の能力が素晴らしいのだと思っていたんです。

でも、善次郎を感動させたのは、一攫千金的な出世を求めるのではなく、登りつめるまでに、秩序もあれば、段階もあり、一生懸命修行し、すべて順序を追ってきた、ということなのです。

ならば、このやり方でいけば、自分も立身出世できるだろう、と気づき、江戸に出て一生懸命稼いだのも、秀吉のやり方を学んでとのこと。

 秀吉がけっして一足とびの僥倖を求めなかったので、善次郎も、分不相応のことを思い立ちもしません。

 私も「太閤記」を読んでみたいと思いました。

 そういえば、納税日本一の大金持ち、斉藤一人さんも、この「太閤記」をおススメ本にしていたような記憶があります。

 さて、善次郎は、ひらすらに「勤勉」と「倹約」を説きます。

 「勤勉」と「倹約」こそ大富豪を目指す両輪

 そして「克己心」

 凡人には、非常にハードルの高い生き方ですが、少しでも近づけるようになりたいと思います。

 身が引き締まります。

 ◎人生を思い通りにする収入8割生活法

 ◎病気は心がけひとつで予防できる

 ◎貧乏から抜け出す実践貯金法

 ◎立身出世の仕事術

 ◎「勤倹」の具体的実践術

 ◎実例で学ぶ事業繁栄の要点

安田善次郎の他の本の紹介記事はこちらです。

「意志の力」 安田善次郎

https://www.imaginenext.co.jp/president_blog/1284/

「陰徳を積む 銀行王・安田善次郎伝」

https://www.imaginenext.co.jp/president_blog/25689/

 経営者にも、未来を担う若者にも、自分で人生を切り開きたいと思う方々へおススメの一冊です。

 

 

☆今日の一冊

「大富豪になる方法」

著者:安田善次郎

 

大富豪になる方法 (新・教養の大陸シリーズ)/幸福の科学出版

¥1,260
Amazon.co.jp

「銀行王 安田善次郎 陰徳を積む」

著者:北康利

文庫版が出ました!

 

 

<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

 

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