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2013.06.21 本・読書
「あたらしい働き方」 著者:本田直之

キーワード:働き方本田直之

いつも本田さんの時代の先端をいく鋭い感性に感動です!
 
・午後3時で仕事が終わってしまう

・会社からの指示命令はまったくない

・1日数時間しか働かない

・サーフィンをしてから出勤する

・海外で1年間自由に遊んでいろいろ体験してこい

・ランチも自由、週休3日も可能

・日数制限もなくいくらでも休んでいい

どうでしょう。

このような新しい働き方が、もう始まっているのです。



レバレッジシリーズで有名なベストセラー作家の本田直之さんが「あたらしい働き方をしている会社が、すでに世の中にあるに違いない」と思って取材を始めたら、予想以上に多くて、確信を得られたそうなのです。

日米約20社の「あたらしい働き方」が具体的に紹介されています。

社会の大きな変化のうねりを感じます。

これは経営者も、会社選びをする会社員も、真正面から考えていく問題です。

さて、誰だって、自由に、ライフスタイルに合わせて働きたいなぁと思っていませんか?

でも著者の本田さんは、最初にずばっとこう言い切っています。

ラクチンで労働時間が短くて、気ままに働くことを求めて、こうして新しい働き方に向かおうとしても、まず無理です。

あたらしい働き方を手に入れるには、相応の能力やスキル、考え方が求められます。

極めてハイレベルな競争を勝ち抜かなければいけないということです。

これって、現実にはなかなか大変なことなんですね。

企業側も、働く人も意識が変わっていきますね。

では、新しい働き方を手に入れるには?

著者の本田さんは、17の必要なスキルをあげています。

ぜひ、詳しく読んでみてください。

会社選びも変わってくるし、自身の働き方も変わるでしょう。

スキルを身につけるための集中も必要でしょう。

【仕事のスキル】
1.自ら考え行動できる

2.コラボレーションできる能力

3.時間効率がハイレベル

4.新しいハードワークができる

9.ボーダレスに仕事をする力(語学、異文化コミュニケーション、論理的思考)


【思考のスキル】
10.人間性が重要

14.お金だけでなく、意義を感じて働く力

16.常に進化し続けられる力
また、経営者にとっては、経営者のスキルをあげないと!

【あたらしい働き方の会社を作るために必要な10の要素】

1.粗利が高いビジネス

2.自由から成果・利益につなげる仕組み・体制

3.社員の無駄・非効率を徹底的に削除

4.コラボレーションする環境づくり

5.オフィスのロケーションを真剣に考える

6.管理から解放、命令から合意

7.クリエイティブな人事制度

8.ルールを減らす

9.カルチャーが方向性を作る

10.社会的意義があるか


特にこれから起業しようという方には、方向性を決めるのに大いに参考になると思います。

確かに既存事業に、こういう新しい働き方を入れていくのは難しいかもしれません。

わが社は、昨年初めて第1号の子会社を作りました。

これから第2号、第3号の会社で、このような「あたらしい働き方の会社」を作っていけたら楽しいなぁとわくわくします。

働く人も、経営者も、ぜひ一緒に考えて欲しい。

今の時代を生き抜く必読の書です!

国内外20社の事例も大変面白いです。


 
☆今日の一冊
「あたらしい働き方」 
著者:本田直之

あたらしい働き方/ダイヤモンド社
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