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2017.10.14 ライフリノベーター
「ワクワク未満の人をワクワクに!」陽転エデュケーター、アドラーカフェ主宰 千葉 進さん

キーワード:人生100年陽転思考

人生第二幕、生き生きしている人 インタビュー。

新規事業の匠アカデミーでは、定年後の人生を見据えて40-50代から早めの準備をと、提唱しています。

今回のゲストの千葉さんは、新卒で大手損保会社へ入社。
一昨年60歳で、1年ずつ更新する定年延長へ。
やりたいこともあり、そろそろいいかなぁと、定年延長1年を終えたところでご退職されました。

現在の活動、定年後の生き生きした人生を迎えるアドバイスなど伺いました。

★★千葉進氏 プロフィール★★
現在62歳(1955年生まれ 2017年9月現在) 早稲田大学政治経済学部を卒業、大手損保会社入社。 2016年3月末付で卒業。
入社以来、支店スタッフ、営業、損害査定部門といった様々な職種を経験、北は青森から南は徳島まで12回転勤。

コミュニケーションの大切さを痛感し、コーチングを学ぶ。
その後も陽転思考、ソース(ワクワク発見)、NLP、アンソニー・ロビンズに出会い、アドラー心理学を実地に生かす。
一番影響を与えられたアドラー心理学の勉強会、アドラーカフェ、朝カフェなどを開催中。
https://www.facebook.com/chiba.susumu.3
★★★★★★★★

(笹川) 和田裕美さんからご紹介いただき、今日はよろしくお願い致します。 和田さんの陽転エデュケーターになられたきっかけを教えて頂けますか。

(千葉) 2007年くらいでしょうか。和田さんの本を読んでわくわく伝染ツアーに3回行きました。 次々和田さんの著書を読みファンになったんです。 実はその前から十何年、いろいろなセミナーに行き自己投資してきて、正直、もういいかなぁと思っていたときだったんです。

そんな時和田さんの本に出会い、すーっと入り、セミナー受けてみようと。 面白かったです。 陽転思考はシンプルで強力です。

去年の1-2月に「陽転エデュケーター養成講座」を受講し、一人でも多くの人に陽転思考を伝えていきたいと思います。

(笹川) 千葉さんの中で、具体的に陽転思考されたことがありましたか?

(千葉) はい、陽転思考に出会い、自分や周りに伝えられたことがあります。 たとえば、組織の中では、ラインの課長か部下なしの課長か、だいたい自分の将来が見えてきます。 部下がいない管理職であっても、自分の好きなことができると考え、社外の人たちと会う時間を増やすことができます。

肩書き・ポジションが下がるのは給与が減ることだから辛いことですけど、子供と遊べる時間増えたね、と考えられますよね。

保険会社ですから、いろいろな人に出会うのですが、ワクワクしていない、ワクワク未満の人が多く、そういう人をワクワクさせたい。
陽転思考を世の中に広めたいと、自分主催で陽転セミナーを開催しています。

(笹川)  そうですか。千葉さんのキャッチフレーズの一つが「ワクワク未満の人をワクワクにする仕事をしています!」ですね。 千葉さんが自己投資をたくさんされてきたのは、定年後の人生を考えてのことだったのですか。

(千葉) 実は自分の仕事にも必要だったのです。 仕事先で理不尽な方がいて、この人を変えるには、どうしたらいいか? 結果、人を変えるのはできない。自分の見方を変えるしかない、人生は自分が主人公、他者にどう思われるか関係ない。

他者は変えられないことを学ぶことで、だんだんと人間関係が楽になってきたのです。 その後も、陽転思考やNLPなどに出会い、定年後のことを考えてよりいっそう学びを深めたいと思いました。

(笹川)  ありがとうございます。定年後を意識するのは、だいたいいつ頃でしょうか?

(千葉) 40代後半くらいでしょうか。みなさん、自分の将来がなんとなく見えてくるというか。  役員までいけそうとか、ラインの役職者でいけるか。もう一花咲かせたい!という人もいるでしょうし。

早期退職の話が50歳近くの時にありました。 この時は、仕事自体が面白かったし、まだ外にでる力はないだろうと。

(笹川) 役職定年というのはいかがでしたか?

(千葉) 私は55歳の役職定年で、収入が減ることを頭では理解していたんですが、給与明細を見て、現実に直面しました。 やっぱりショックでしたね。
それから、会社だけじゃなくて他のこともやってみたいなぁ。 自分の好きなことワクワクすることやりたいなぁと思い始めました。

(笹川) 千葉さんは61歳で辞められました。みなさんは65歳まで勤められるのですか。

(千葉) はい、自分は異色だったかもしれません。サラリーマンでいたいという人が多いです。 仕事がらくで収入減ってもずっといたい。
それって、面白いだろうか? 65歳までサラリーマンどっぷりつかっていると、ゆでガエルになってしまわないだろうか? 自分は心配になりました。

(笹川) 現在のご心境はいかがですか? 想像していたような感じでしょうか?

(千葉) 今、62歳。幸せです。 私、「自分らしく」できることないかなぁって考えたんですよね。
「自分らしく」って、目の前にいる人を幸せにすること。 「自分らしく」を考えた時、本当に良かった!と思えるんです。

もっと稼いでいる人は多いけど、お金は後からついてくるものですし。 有料なものもできるかなと楽観しています。
今年に入ってから、いろいろな整理、断捨離をしたんです。 人の付き合いを含めて取捨選択。 セミナーで行かなくなったものもあり、身軽になりました。

大切なものが残って、今、すっきりした状態です。 朝カフェでもアドラーの勉強会でも、喜んでもらえる顔を見るのが、貢献できてる実感があって幸せです。

(笹川) ありがとうございます!本当に千葉さん、穏やかで素敵な笑顔ですね。 最近の活動状況をお聞かせいただけますか。

(千葉) いくつかありますが、 一つ目は、アドラー心理学の勉強会。アドラーカフェといって、月に2回。 おかげさまで好評で継続しています。

二つ目は、陽転エデュケーター。陽転思考を世に広めるべく自主開催。

三つ目は、朝カフェの会。これは居場所つくりというか、老若男女自由におしゃべりする会。 facebookで呼びかけたら、友達が来て、継続していたらいつの間にか知らない人ばかりが増えてきました。 ありがたいことです 。 地域のコミュニティとして喜ばれています。

四つ目は、母校の大学の同窓会、OB会の会長。  大きなイベントや総会が年3回。ラグビーや駅伝の応援など楽しんでいます。

これからもボランティアなどいろいろやりたいです。

(笹川) まぁ、日々新しい出会いと気づきがあるのですね。 定年後の人生をわくわく過ごすために、準備のアドバイスを頂けますか?

(千葉) まずは、自分が「ワクワク」することを見つめなおして欲しい。  本当に好きなもの、心から夢中になれるもの。 好きなことを書き出してみる。 趣味。 一粒で三度美味しいもの(待ってるとき、最中、終わってからの余韻) 自分の中の折れないもの。 偏愛できるもの。
人生トータルでわくわくできればいいですね。

(笹川) 今日は貴重なお話をたくさんありがとうございました!

<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

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