2017.09.12 起業・経営・会社
「攻めに強く守りに弱い」にならないために
キーワード:
最近の政治家の方の記者会見等を見ていると(大概の場合は釈明・謝罪会見)ある共通点を感じます。
それは、「攻めに強く、守りに弱い」「言ったことがブーメラン返し」です。
野党にいて、与党を責めるとき、あれだけ舌鋒鋭く追及した人が、自分がその立場になったら実行できていません。
他者の金銭問題や不倫問題に、厳しい質問を浴びせかけた人が、自分の時にはしどろもどろになったり、質問を受け付けないで逃げてしまう。
多くの人、特に支援者はがっかりするでしょうし、期待を裏切られたと思いますね。
舛添さんも朝生では凄かったし、猪瀬さんも素晴らしい論客でした。
女性の政治家は、前職が弁護士や検事だから、追及はさすがだし頭は高速回転のはずなのに、どうして自分の答弁になると、隙だらけになってしまうのでしょう。
一説には、エリート集団は、攻めに強いが守りに弱いとのこと。 なんとなくわかるような気がします。
「うそをついてはいけない」 当たり前のことなのに、大人たちがやっていると、子供からの信頼をなくしてしまいます。
どうせばれてしまうのだから、「申し訳ありません」と頭を下げ謝ってしまったほうが、潔いですよね。
社長業も一緒です。 役職者や社員に要望し、責めることもあるのですから、自らの姿勢が大事です。
まぁ、自分を棚上げしても、組織をうまく動かしやらせることができる人もいて、凄いですけど、私自身は、裏表なく、率先垂範したいと思います。
でも、社長だから偉いわけじゃなく、間違いや失敗もたくさんあります。
私は割と、役職者や社員に、謝っているほうです。
それはそれで、そういう謝る事態を作るほうも問題ではありますね。
つい先日も、本当に申し訳なかったと猛省したことがありました。
他者を厳しく追及するなら、自分が逆の立場になった場合に、隙がない、突っ込まれない、切り返す、きちんと釈明、説明、謝罪する、そんなシミレーション、準備をしておくことが大切ではと思うこの頃です。
小池都知事は隙がなく、切り返しも上手だと思いますが、そういうことのないように頑張っていただきたいです!
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