2015.06.14 今必要なビジネススキル・マインド
私の電話の話し方練習

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今日は、仲良しのマダムのお誕生日祝い。
ランチデートが楽しみです。

さて、私の体験で恐縮ですが、私、実は電話の話し方、録音して何度も練習したんです。

うちの社員は、社長に電話しても、「何？要件早く言って！」自分の要件だけぱっとしゃべってさっと切ってしまったりしてて、とっても社長の話し方が感じいいと思ってくれる人がいないのが残念です。

ですが、この話し方を特訓したおかげで、創業時、大手企業とのテレアポが100％とれました。自分で言うのも変ですが、すごく感じよくって、たぶん相手に期待させてしまうので、実物が行くと、ちょっとがっかりされたんです。

悲しいけど、電話力はすごいと自画自賛したものです。

でも、これは、私に、「話し方が冷たく聞こえるよ」と指摘してくれた方がいるからです。

私は、20代後半から5年ほど、札幌のパソコンスクールで生徒さんからの問い合わせに対しての反響営業で、入会者を増やすというところから、実績をあげていったんです。問い合わせあった人に、電話をかけて入会や体験セミナーを促し来校して頂くのです。

個人成績でもトップになり、チームを持ち、企画から営業、マネジメント、採用・広報、社長室長、資金繰りと起業に必要なことを学ばせてもらいました。

そして、東京で事業やっているオーナーに誘われ上京。

いずれ新規事業をやりたい、それまで採用広報や求人広告を総務で担当していました。

会社説明会にご来社される前に応募者に前日確認の電話がけを一生懸命やっていたのです。

私の電話がけを聞いていた教育部長が、「ささがわー、なんか話し方が冷たく聞こえるよ。もっと工夫してやってごらん」と言われました。

私は、「そんな馬鹿な！これで、営業してスピード出世もして、東京まで来てるんだから！」とちょっと愕然、憤慨。

でも基本的にすごく素直なので、そうかぁ、と考えなおしました。

まぁ、北海道の田舎と東京じゃ、レベル違うよな。

それにこの会社は電話営業のテレアポが営業の最前線だったので、すごい人たちと、多少札幌で頑張ってた私じゃ実力が違うかも、と思い直し、自分の電話がけを録音してみました。

案の定、悲しいかな、悪くはないけど、飛びぬけてすごくはない、と気づきました。

それと、笑顔でしゃべるときと普通の表情でしゃべるときと、聞こえ方が違うのです。

それから、デスクに鏡を置き、事務的な話こそ笑顔で、いろんな本も読んで、第三者にも聞いてもらって、友達に留守テルして、「どう私の声の感じは？正直に言って？」と練習に練習を重ねました。

私は時々、紹介を頼まれたり、相手のいる前で電話したりします。

もちろん御礼の意味もこめてでしょうが、大概の人に、「笹川さんの話し方はとても謙虚で丁寧で、そして相手にＮＯと言わせませんね」

「きれいですね」とほめられます。

私の自慢話になったら申し訳ないのですが、一番言いたいのは、何事も「練習」

だってプロのアスリートや音楽家は毎日練習。

増収増益の企業が毎日ロープレをやっていると聞き、わが身を恥じました。

わが社はその「練習」が足りないので、夕礼や朝礼で練習を積んでいこうと思ってます。

☆週末の一冊
「ひとことの力　松下幸之助の言葉」
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晩年の23年、毎夜、松下幸之助さんと側近中の側近、江口さんとの間で交わされた会話。
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ひとことの力: 松下幸之助の言葉/東洋経済新報社

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＜笹川祐子の感謝ブログ＞　創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

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