2023.01.25 音楽・映画・ドラマ
映画「母の聖戦」
キーワード:母の聖戦
こんにちは。
ライフ・リノベーター 笹川祐子(https://twitter.com/imaginenext_ceo)です。
寒波で寒いですが、空気は澄み切って、綺麗で、凛としています。
移動される方、くれぐれもお気をつけてくださいね。
先日、久々に映画館で、映画を観ました。
ぐっと引き込まれ、ずっと緊張しました。
誘拐ビジネスが蔓延するメキシコが舞台です。
娘を誘拐された母が、警察も夫も当てにできず、自ら娘を取り戻す!と執念に燃えるのです。
その凄まじい情熱や、愛情、苦悩の表情を見て、気づきました。
当たり前のことですが、そうだ、映画って、映画館で見られるように作られているということ。
すっかり、アマゾンプライムなど、パソコンやタブレットで映画を観る癖がついてしまいました。
大きなスクリーンのド迫力に、改めて心を打たれました。
メキシコでは、年間6万件もの誘拐事件が発生しているとか!
犯罪組織の報復を恐れて届け出をする人は少なく、身代金を払っても帰ってこなかったり、泣き寝入りを強いられるそうです。
この映画の監督は、ルーマニア出身の女性で、知り合ったメキシコ人のシングルマザーの実話を映画化しました。
映画のモデルとなった女性は、その後、自宅前で、残酷に殺されたのです。
映画のラストシーンはどういう意味なのか、ぜひご覧になられた方と話したいと思います。
誘拐は犯罪としてもかなりリスクの大きなもので、先進国では監視カメラの発達により、難しくなっているようで、アフリカのようなまだ車が少ないところでは、そもそも発生しないようです。
それでいえば、新興国で、車があるけれども、社会全体が貧困で、犯罪組織が暗躍するようなところで、誘拐ビジネスというものが成り立つのかもしれません。
この映画はカンヌ映画祭はじめ、数多く、受賞しています。
社会問題に切り込む緊迫感、暴力シーンもあるのですが、一方で、詩的な美しい映像に仕上げられています。
そうだ、もっと映画館に足を運ぼうと思いました。
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