2022.09.28 本・読書
「不倫、それは峠の茶屋に似ている」著:一条ゆかり
こんにちは。
ライフ・リノベーター 笹川祐子(https://twitter.com/imaginenext_ceo)です。
昨日、安倍元総理の国葬が行われました。
賛否両論ありましたが、沿道には一般献花に3キロ以上先まで人が並んで予定時間を大幅にこえて終了しました。
菅元総理の弔辞は、大変心のこもった素晴らしいものでありました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
一条ゆかり「有閑俱楽部」
さて、私の愛読書で、一条ゆかりの「有閑倶楽部」というコミックがあります。
良家の子女が集まる私立高校の6人の生徒会・有閑倶楽部。
高校生とは思えない博識さ、冒険心で、面白い難解な事件に巻き込まれて解決していきます。
それぞれの主人公が魅力的なキャラクターで、コミックでありながら、勉強になることが多く、著者のインタビューを読んで、なるほど!と思いました。
「『有閑倶楽部』では、世界の美術や文化、物語のトリックとして扱う薬品などの資料をそろえ、大学院に電話取材をするなど、本物を描くことにこだわりました。
壮大なフィクションを読者に信じてもらうには、細部のリアリティーを追求しなければいけないというこだわりがあったから。
読んだ人に役立つ知識を1話に1つ以上必ず入れるということも心がけていました」
とのこと。
著者自ら、役立つ知識を一つ以上入れようと心がけて来られたとは!
これだけの情熱が、見えないところへのこだわりが、読者にも十分伝わるのですね。
一条ゆかりのエッセイ「不倫、それは峠の茶屋に似ている」
今回、一条さんが、エッセイ集(金言集)を出版され、そこに最後の(!?)描き下ろしショート漫画「その後の有閑倶楽部」も収録!
とのことで、大ファンの私は早速、購入して読みました!
連載が1981年開始なので、40年以上経っているのです!
高校生がそのままいけば還暦近いのですが、その後の有閑倶楽部の面々は、30代後半の設定で描かれました。
この金言集でも、一条さんのプロ意識、漫画家になるために一生を捧げてきたと言う姿勢に感動します。
漫画を描きすぎて、緑内障になり、腱鞘炎になり、それでも人生悔いなし!
「成功の極意」「恋愛のツボ」「美と健康の求道」などの金言がたくさん。
表紙にある通り、たるんだ心に一喝!!
私としては「有閑倶楽部その後」カラーの漫画がほんの少しですけど、
大満足。
オタク気質の著者が「理想的な終わり方」を練りに練って考え抜いた彼らの姿を見ては
笑いました。
この「有閑倶楽部」愛読書として、よく読み返してはいましたが、そういえば、
何か辛い時、大変な時に、書棚の奥から出しては読んで笑っていました。
そうなんだ、私はこの「有閑倶楽部」に助けられていたんだぁ。
一条さん、本当にありがとうございました。
長い間、匠の技まで到達され、お疲れ様でした。
最後と言わず、またイラスト風に描いてほしいです。
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