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2022.05.06 異業種交流・女性経営者会・社長仲間
命日にワインを!大切なメンターとの出会い

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こんにちは。

ライフ・リノベーター 笹川祐子(https://twitter.com/imaginenext_ceo)です。

今日は、GW連休中の人もいれば、平日稼働されていらっしゃる方も多いですね。

私も、オンライン会議を2本。

お世話になる先生や社長たちと電話で話し、母の日のお花の手配の確認をしたり。

社外役員や顧問で関わる先の進捗確認など、仕事モードで過ごしました。

さて、手帳には、親しい人たちの誕生日はもちろんですが、命日と書く人も増えて来ました。

今日は、私が22歳から31歳まで、青春時代から東京に上京して少しまでの間ですが、

メンターとして大変お世話になった方の命日です。

病気で亡くなりましたが、パリに行って美味しいお料理とワインが飲みたいとおっしゃっていたのです。

私はいつもその方を思い出しては、親しい人との飲み会などでは、ワインを飲むとき、もう一つグラスをもらって、陰膳して飲んでいます。

そのかたは、私が会った時は、50代ぐらいの素敵な知的なご婦人でした。

若い人の面倒見が良く、ご自宅のパーティには、若く素敵な人たちが集まり、美味しいワインをご馳走になっていました。

私が出会ったのは、まだ大学生の頃でしたが、新卒で入った会社の仕事では、多くの立派な方々をご紹介いただきました。

新卒1年目の会社を1年で辞め、次の会社を1年半で辞め、当時はフリーターという言葉もなく、無職の私に、とっても親切にしてくださいました。

フレンチレストランや素敵なバーに連れて行ってご馳走してくださるので、ある時、私は思わず、

「どうして私に、そんなに良くしてくださるのでしょうか!?」と聞いてみました。

そのかたは、楽しそうに笑って、「あら、あなたは一方的に何かしてもらってると思ってるかもしれないけど、私はあなたから、元気な若さをいつもいただいているのよ。

あなたが私の歳くらいになったら、きっと同じことをしてると思うわ」

とおっしゃっていただいたのです。

確かに。その方のおっしゃるように、私も何の利害や期待もなく、若い人にご馳走したりするようになりました。

歳を重ねてみると、おじさんおばさんは、若い人が好きなんだと思います。

そして、私が30歳前に、東京の事業家から熱心にヘッドハンティンされ、札幌の会社を辞めて転職することを相談した時。

今の社長がうんと言ってくれないんだけど、円満退職して、東京へ行きたいと。

その時、力強く、日頃みたことのない厳しい表情で、

「あなたは、東京に行った方がいい。喧嘩別れしてでも、行きなさい。

人生、ここ1番の時は、そういう覚悟も大事よ」というようなお言葉をいただいたのです。

ヒェーっと思いながら、そうだなぁと、納得し、背中を押されました。

もちろん私の性格的に、喧嘩して飛び出すようなことはできないので、社長に土下座して、許してもらえました。

その方に、土下座してきました!と報告に行くと、そんなことまでしなくていいのにと、笑ってくれました。

ちなみに、自分が社長になってから、社員の退職の意向については、私は一切、引き留めしない方針を取りました。

自分のたった一度の人生だし、自分も不満があるから辞めた訳ではない、新しいことに挑戦していく、自分もそう生きてきたからです。

だからその分、役職者が、社長まで報告が上がる前にと必死で引き留めしたりしてくれていて、それもありがたかったなあと思えます。

今夜は、焼きそばと野菜サラダを作って、そこにワイン。

グラス2つ置いて、その方への感謝と懐かしい思い出を振り返りたいと思います。

 

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