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2021.03.21 寄付・支援・CSR
女川町〜東日本大震災で素早い復興を成し遂げた町

キーワード:女川町東日本大震災

こんにちは。

ライフ・リノベーター 笹川祐子(https://twitter.com/imaginenext_ceo)です。

昨日32019時過ぎに、宮城県で震度5強の地震が起こりました。

先週末、仙台〜塩釜神社〜松島〜石巻〜女川町へ行ってきたのです。

2011年から10年経ちます。

213日にも宮城、福島で震度6強の地震があり、憂えておりました。

塩釜神社参拝は、先日のブログにアップしましたので、今日は女川町のことを。

道産子社長会の仲間 水上貴史さんが、「女川町は素早い復興を成し遂げてきたのでそれを伝えたい!」というプロジェクトを立ち上げています。

東日本震災後の復興については、まだまだ完了せず、進んでおらず、と言う意見が半数以上あるようです。(2021年3月NHKアンケート)

ですからその中で、女川町が素早い復興を遂げていると聞き、実際に行ってみたいと思いました。

 

女川町のレンガ道

 

「駅から真っ直ぐ海に向かって延びるレンガ道は、初日の出が真っ直ぐ見えるように設計されています」

と聞いていたので、私は、駅から海に向かって延びるレンガ道を旧女川交番の遺構を目指して歩き出しました。

左右には、新しい綺麗な建物が立ち、お店やカフェ、レストランがあります。

綺麗なストリートを歩きながら、とめどもなく涙があふれてきて、交番のところでは号泣してしまいました。

私はけっして敏感なタイプじゃありませんが、大自然の過酷さと人間の復興力と多くの人の命日と、いろんなことが押し寄せてきて涙が止まりませんでした。

呆然としばらくここに佇んでおりました。

亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。

 

女川町の神社参拝

 

女川町には神社が3つあると聞きました。

普段は神職さんがいないということで、山祇神社、熊野神社、白山神社と回ってきました。

先々でささやかながらご奉納に行ったのですが、社務所がなく、お賽銭箱にいれてきました。

神社については、明日のブログに。

 

道産子社長 水上貴史さんのプロジェクト

 

新型コロナウイルスや震災の経験から迅速に行動できるヒントを映像で伝えたい!

〜東日本大震災で素早い復興を成し遂げた女川町〜

宮城県牡鹿郡女川町。東日本大震災では被災自治体の中でも素早い復興を成し遂げてきた。

日本の未来や時代を創る子供たちに向けて、新型コロナウイルスや震災の経験から迅速に行動できるヒントを映像制作し、無料配信で伝えたい!

以下、私が、女川町に行くと言うと、いろいろ教えてくれました。

「女川町は、普通に訪れると見所が少なく見えますが、コロナ禍においても観光客が沢山来ています。

イベントやその後に訪れたくなる仕掛けや、よそ者を快く受け入れる体制が町を作っているため、移住者が多いです。

中心地は、全て路駐がOKなのでどこでも駐停車できます。

何でこの道路を造ったか。など聞くと面白いです。

防潮堤を造らないらない町のひとつとして、建築や土木の視点から町を見ても早く復旧復興ができたことがわかります!

震災でわかりやすい所

「旧女川交番」(駅から徒歩3)津波で被災したまま遺構として残されています。

駅から真っ直ぐ海まで向かうとあります。

盛土されていない部分にありますので、どれだけ土地を盛ったかもわかりますし、町づくりの過程を記したパネル展示もあります。

https://www.tohokukanko.jp/sozaishu/detail_1006325.html

まちなか交流館(駅から徒歩2)

旧女川交番に向かう途中にある施設で、ロビーに復興状況を説明するパネルや模型があります。

http://onagawa-machikou.com/

マスカー

震災後に、「雇用が大切だ!」と、住居より先に建てられた冷凍冷蔵庫です。

カタールから20億円の支援を受けて、サンマの最盛期に合わせて4か月で竣工した建物です。

被災地で、雇用を先に考えたのは女川町だけと言われています。

通常は中には入れません。

https://toyokeizai.net/articles/-/11471

ちなみに女川は、世界一の冷凍技術を持っている鮮冷という会社があるので、そこが作った水産冷凍食品は凄く美味しいです!

女川町は、変化することを恐れずに広い視野を持ち続けてきました。

震災における津波被害では、防潮堤を建てずに海と共に生きる決断。

住居より仕事を作るため、水産物の施設を建設した判断。

彼らが有事の際にしてきた決断は、私たちに多くの気づきを与えてくれます。

遅延を阻止するためには、「的確な判断」と「迅速な対応」が重要である。

と考え、立ち上げたプロジェクトは、昨年8月に締め切り目標の500万円(サイト外で達成)を集め、10月より頻繁に女川町に訪れて取材を開始しています。

着地点を決めていないため、時間がかかっていますが、新しく気付きがある映像を作成中です。」

プロジェクト内容はこちら↓↓

https://motion-gallery.net/projects/onagawa

 

女川町では、女子高生たちが企画開発したというサイダーを発見。

天然塩とライチの味の美味しいサイダーを飲みながら移動しました。

回りきれないとことが多く、また近々行きたいと思っています。

余震がおさまりますように、復興が進みますように、心から祈念申し上げます。

 

<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

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