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2021.03.08 ライフリノベーター
コロナで心を鬼にしない

キーワード:新型コロナ

こんにちは。

ライフ・リノベーター 笹川祐子(https://twitter.com/imaginenext_ceo)です。

札幌の友人から、興奮したメールが届いて、夜、ライン電話して詳しく聞いたのですけど、コロナ渦では、人々の中に鬼が出てくるのだなぁ、だけどやっぱり優しい人もいるよと。

友人のこんなメールです。

・・・・・・・

ちょっと聞いて!

うちの妹が、市電で喘息の咳してて、左隣に座ってたおばさんに胸、はたかれたんだよ!

おばさんの右手で空手チョップみないな動きで、右側に座ってる妹の胸目掛けて、手を横にバンと!!

その叩かれたパニックとさらに喘息で咳も悪化して。

右隣に座ってたおばさんが背中さすってくれて介抱してくれたけど、

私が他人にそんな扱いされたらショックでしばらく寝込みそうだ。

そんな事が万一にでも起きないように喘息バッチ、買ってあげたのに、その時のバッグにはつけてなくて。

だからどんな物でもいいから喘息ですって書いて、咳が出たらそれ握りしめて、周りにこれは喘息の咳だと示さないとダメだよと念を押しておいた。

そうしたらその左隣のおばさんだって鬼にならせなかったのに。

札幌は大変なことになってるし、みんなピリピリしてるんだろうな。

それにしたって、そんな暴力的な話に、悲しくなる。

大事な妹になんてことをと胸が痛いよ。

降りるまで厚顔に横で座り続けるおばさん。

妹が降りようかと思ったけど、咳でそんな状態じゃないし、反対側の隣のおばさんは介抱してくれたけど、周りは誰も叩いたおばさんには何も言わないし、次の停留所から乗って来る乗客は妹の咳がおばさんに叩かれた事で悪化した事は知るよしもないから、咳する妹をコロナでは?と疑心暗鬼の目で見るしね。

喘息の人にはこのコロナ禍大変な事だわ。

まだ刺されたり撃たれたりしなかっただけでも良かったと思うしかない。

喘息の人は自分の身を守るために、自分自身も意思表示の術を考えるべきだ。

人に察して欲しいなど、このコロナ禍では通じない。

周りの人を鬼にさせてはいけない。

・・・・・・・・・・

以上、友人のメールと電話の内容をまとめました。

叩くおばさんはひどいが、背中をさすってくれた優しいおばさんがいる。

そういえば、先日、タクシーに乗ったときに、運転手さんが、「コロナのせいで、外に出ない、人に会わないからなのか、殺伐となってきてる人が多いですねぇ」と言っていました。

東北に実家がある女性社長から聞いた話では、コロナに感染した人の家に、石を投げられ、窓ガラスが割れたそうです。

感染者に対する差別や非難があるから、感染したことを伏せる人が多いとニュースで見ました。

そんなことしているとますます感染拡大するではないですか!

本人が悪いわけではないのに、感染者への誹謗中傷があるというのも悲しい話です。

日本人は東日本大震災を始め、大災害の時でも、お互いを助け合ってきて、国難を乗り切って来たはず。

しかし、直接、会えない、触れ合えない、ということがこれほど大きな影響だと、私たちは今回学んだとおもいます。

年末、お礼参りに京都へ向かう新幹線車中、

富士山が綺麗でした。

<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

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