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2014.05.20 日記
再現力に秀でた社員!

キーワード:朝礼報告

五月晴れ、新緑の美しい季節ですね。

タクシーに乗っていても、若葉のみずみずしさに、目が癒されます。

さて、わが社では毎日の朝礼後、その内容を簡単にまとめたものを、社員が交代で【朝礼報告】として、全社員にメールしています。

地方支社の社員がいますし、全体的な連絡・共有事項などもあります。

朝礼では、司会当番がいて、「今日のニュース」を話す人を指名します。

役員や社長も簡単にコメントします。

そして、その朝礼の内容をまとめる議事録当番がいて、その人が全社員にメールを流すんです。

この報告メールで、実に秀でているのが、新卒入社で中堅のSさん。

彼女のまとめ方は、本当にパーフェクト!

うまい、的確、文章も上手。

いつも私は感心しながら、彼女の報告を見ているんです。

で、これは、「再現力」ともいいます。

役員や社長が話すことも、時には、いろいろ話がそれたりすることもあります。

私自身も大事な話の時には、「今日、朝礼報告書く人?これとこれだからね。このポイント強調して書いてね」などと、言っときます。

だから、できるだけ、話はひとつ、に絞ります。

今日はたまたま、伝えたいことが二つあったので、朝礼当番は大丈夫かな?と少し心配だったのですが、当番がSさんで、「うまい!よくぞまとめた!」というできばえでした。

たった一つの【朝礼報告】というものでも、その人のレベルによって、差が開きます。

「うーん。ちょっとニュアンスが違うんだけど」「あっ、社長が言いたいのは、そこじゃないねん」
などと思うことがありますが、大したことでなければ、私もスルーしときます。

でも、大事なことで、要点がずれている場合は、

「ごめんね、私の伝え方がまずかったんだけど、こういうことだから」と、自分でさくっとまとめたものを送り、本人から再送してもらったりします。

私はこの「再現力」は仕事に必要なビジネススキルだと思っています。

メモの緻密さ。

人の話、本の内容や、映画、ドラマ、他人の感動体験を、「事実」と「感情」を持って伝える。

相手の話を正確に把握し、それを現場に伝える。
ビジネスシーンに多いですよね。

特に、人材ビジネスでは、クライアントの望む人材について、数値でわかる諸条件にプラスアルファの要素があると思うのです。

だから相手企業や社長の思いを汲んで、コーディネーターや現場に落とせないと、ミスマッチングにつながります。

ポイントは何か?
要点、本質をつかむ力。
要点をつなぎ合わせ、組み立てる力。

私が自慢できる数少ないものの一つがこの「再現力」

感動した本がドラマ化されるときなど、「すごいのよー。こうで、こうなってさー」と話しておくんですが、あとで、「笹川さんの話の方が面白かったよ!」などと言われます。

そんな自信満々の私でも、Sさんの再現力には脱帽です。

この「再現力」を磨くには、インプット(情報収集、学習)、アウトプット(学びや経験をもとに、実践・成果・実績を出す)入れて、出す、双方のバランスが大切だと思います。

女子力アップ、仕事力アップ、人間力アップに、この「再現力」も磨いていきましょう!

再現力に秀でた社員
 

<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

 

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