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2019.04.11 本・読書
【書評】「お金の流れで読む日本と世界の未来」ジム・ロジャース

キーワード:日本の将来歴史を学べ

こんにちは。笹川祐子(https://twitter.com/imaginenext_ceo)です。

ジム・ロジャースは冒険投資家!

ジム・ロジャースという人は、ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと並び、世界三大投資家と言われる人です。
私には、それより、中国国内や世界6大陸をオートバイで旅行したり、ベンツで世界中を走破したり、冒険家という印象を持っています。
世界中、旅をしながら、その国や人々の勢いや変化を察知して、未来を予知して、投資していく。
まさに、冒険投資家です。
ジム・ロジャースは大の日本びいきなのですが、日本の将来には悲観的で、特にアベノミクスと安倍政権には大いに批判しています。

日本の将来について

著者のジム・ロジャースは、「自分がもし10歳の日本人ならただちに日本を去るだろう。
もし、私が今。40歳の日本人なら・・・」とどうしたらいいか彼なりの処方箋が書かれています。
「大いなる可能性を秘めた日本」では、日本人の強み、日本経済への提言があります。
ぜひ、読んで考えてほしいと思います。
未来のお金と経済の話
また最終章の「未来のお金と経済の話」では、AIで消える産業、伸びる産業、キャッシュレス経済、ブロックチェーンなどの話も面白いです!

歴史を学べ

著者は最初から最後まで繰り返し、「歴史を学べ」と言ってます。
イエール大学、オックスフォード大学で学んだそうですが、当時からより多くの本を読み、その膨大な知識の蓄積を一つに集約することで歴史を学んでいたそうです。
そして過去を振り返って、21歳の時、自分が十分に賢かったら、オックスフォード大学には行かず、中国に行っていたというのです。
「その頃は西洋だけでなく世界の歴史を学ぶことの重要性に気付いておらず、歴史どころか投資のことさえよく分かったいなかった。
歴史と投資を結びつけることもなかった。
今なら、投資で成功するには歴史が重要であることもわかっているし、日本や中国などアジアが重要であることも」
と言っているのです。
これは、私にも読者の皆さんにも、十分に振り返って考えられることではないでしょうか。
新書サイズで大変読みやすいです。

本の目次から

序章 風はアジアから吹いている
第一章 大いなる可能性を秘めた日本
第二章 朝鮮半島はこれから「世界で最も刺激的な場所」になる
第三章 中国—世界の覇権国に最も近い国
第四章 アジアを取り囲む大国たち
第五章 大変化の波に乗り遅れるな
第六章 未来のお金と経済の話
著者は、いち早く、中国の台頭を予言。
2007年にアメリカからシンガポールに移住。
その理由が「最愛の娘たちに中国語を学ばせるため」だそうです。

 

 

 

<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

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