2012.06.29 本・読書
窮地を救ってくれる人や書物との出会い
人や書物との出会いで、窮地を救われることがありますね。
もうずいぶん以前になるのですが、私はあることで、とても窮地に陥いりました。
私個人の力では、どうにもならないような。
本当の窮地は、社長は周りに相談できません。
当然、社員にも言えません。
信頼できる方はいるけど、問題解決できない(その分野が専門でない)方に相談しても、いたずらに煩わせてもいけません。
一人、自問自答繰り返しながら日々は過ぎていき、時間がなくなってきます。
焦ります。
そのとき。
普段、本屋さんに入るのは、本当に自然にすーっと入っていくんです。
ところが、そのときは、本屋さんの入り口で足が止まり、「この中に私を助けてくれる本がある!!」とふっと思いが飛んできたのです。
私は深呼吸して、よし!と気合を入れなおし、本屋さんの中を、私を助けてくれる本を探しに歩き回ったのです。
そして、10冊ほど買って、帰宅して朝方近くまで読みました。
ある先生の書いた本に、とても引き込まれ、あー、もしかしたら、この先生だったら、何とか
なるかもしれない。
私は出勤してすぐ、その先生のところを調べて電話をかけてみました。
本来でしたら、お手紙でお伺いをたてるところ、とにかく時間がないので、電話をして、私の
切迫感が伝わったのか、秘書の方が先生につないでくれました。
そして、翌日、ご訪問させてもらったのですが、さすがの先生も「うーん。むずかしいなぁ」と腕を
組んで考え込んでしまいました。
私は、トボトボ帰社してきたんですが、途方に暮れた気持ちを今でも懐かしく覚えています。
すると、翌日、先生から電話をいただいて
「あなたは、とにかく元気で明るい。もしかしたらなんとかなるかもしれない。
僕のブレーンも紹介するから一緒に考えよう」とおっしゃってくださったのです。
専門家の方々に集まってもらって、窮地を脱出。
大きな壁を超えることができました。
偶然手に取った一冊の本、人との出会いが窮地を救ってくれる。
そして、その後も、弊社の顧問として、力を貸してくださいました。
もし、また次の窮地に出会ったとしても、大丈夫!助けてくれる人や本が待っていると信じられるのです。
その大恩ある先生は、お亡くなりになりましたが、「社長ね」という声を時折、思い出すのです。
私に初心を思い出させ、経営者としてどうあるべきか、問いただしていただける、厳しい声に、深く深く感謝しています。
シャンパンがお好きだったので、シャンパンを飲むうちわのときには、かげ膳をさせてもらいます。
☆今日の一冊
「東大家庭教師が教える頭の良くなる読書法」
著者:吉永賢一
この「東大読書法」最後のエピローグで、「本が与えてくれた3つのこと」のひとつ。
◎窮地を救われる
著者のブログはこちらです。
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勉強法と記憶のコツ
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<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。
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