2012.05.17 起業・経営・会社
応援される人になろう！

キーワード：本・読書経営資金調達起業

昨夜はある若い経営幹部の方との会食でしたが、とても素敵な気持ちの良い時間でした。

私は日々、何人もの方とお目にかかりますが、その人の魅力がどこから作られているかとても興味があり、いろいろ聞いてしまいます。

さて、先日、若い起業家から資金調達の相談がありました。
次の展開に向けて、とのこと。
私自身もしてきた工夫やテクニックを話し、金融機関等をいくつか紹介しました。

昨日、ある金融機関の方から、感動と絶賛の電話を頂いたんです。
「いやー、笹川社長、若いけど素晴らしい社長を紹介してくれてありがとうございました。
どういうお手伝いができるか、これから社内調整しますけど、個人的にはすっかり応援団の一員になった気分です。
会社の雰囲気も若い社員さんたちも素晴らしかった。
私もいろいろな経営者を見ているので、彼の良さが本当によくわかる。
変な状況も包み隠さず話してくれ、正直で実直な姿勢にも好感が持てました」
とのこと。

それを聞いて、私も本当に嬉しく思いました。
金融機関の方は、経営者に対して、かなり見極めが厳しいのです。

そして、実は、このように、紹介先から御礼の電話をもらうというのは、滅多にありません。
こちらからのお願い事で、会ってあげてほしいと、私も頼むわけですから、私のほうから、ご多忙の折、ありがとうございました、と御礼の一報をしておくのです。

私は日頃から、サービス精神も旺盛なので、何か自分ができること、お役にたてることは、惜しみなく、協力させてもらっています。
なので、いろいろ、人と人をつなげる、紹介させてもらいます。
そこから人の輪がどんどん広がり、応援の輪が広がっていくのは素敵です。

時には、親しい知人に、「笹川さん、それ、やり過ぎ。そこまでしなくても・・・」と言われるのですが、私も周囲からお返しできないほどのたくさんの応援を頂いているんです。
私の取材記事の出た雑誌や新聞を、あちこちにどんどん配って頂ける方や、「どの企業のどこを紹介したらいいんだ？」と聞いてくださる方や、「笹川さん、これ、勉強しといたほうがいいよ」と教えてくださる方々など。

周りの人を応援できる人は、周りからの応援を頂ける人です。
投げたものは必ず帰ってくるという法則がありますが、これは本当だと私自身も実感しています。

応援をもらいながら、できるところではほかの応援をしていく。
このサイクルが大切ではないでしょうか。

時折、「応援してください！」と相手に求めるだけの人がいます。
応援されることに慣れてしまっている人、されることが当たり前のようになっている人。
こうなるとその幸せのサイクルがどこかで止まってしまうようです。
感謝の気持ちを行動に表しつつ、応援される、愛される人になろう！と改めて思いました。

☆今日の一冊
「絶対幸運体質～あなたを成功へ導く50のルール～」

このような、「頑張る人を応援しよう」みたいなことも書いています。