社員教育(研修・eラーニングなど)に使える、東京都の助成金情報をまとめました。

 

社内型スキルアップ助成金・民間派遣型スキルアップ助成金

都内の中小企業又は中小企業の団体が実施する短時間の職業訓練に対し支給される助成金です。
対象となる訓練の要件は、以下のようになっています。

1. 職務に必要となる専門的な技能・知識の習得・向上または専門的な資格の取得を目的とする
2. 集合して行われ、通常の業務と区別できるOFF-JTの訓練
3. 交付決定日から2023年3月31日までの間に訓練を開始し、終了する

また、訓練時間や訓練場所、訓練の実施方法などについても要件がありますので、詳細はTOKYOはたらくネットをご覧ください。

参考：TOKYOはたらくネット：社内型スキルアップ助成金・民間派遣型スキルアップ助成金（中小企業人材スキルアップ支援事業）

 

令和4年度オンラインスキルアップ助成金

都内に本社または事業所(支店・営業所等)の登記がある中小企業等が従業員に対して行う、eラーニングを利用した職業訓練に係る経費を助成します。対象となる教育は、職務や業務に必要な知識や技能の習得と向上、又は資格等に関する訓練です。
価格が公表されているeラーニングであれば、以下の2パターンのどちらも助成対象です。

1. 1講座及び1人あたりの受講料が定められているもの
2. 定額制で期間内に複数の講座が受講できるもの

小規模事業者なら助成対象経費の3分の2、その他中小企業なら助成対象経費の2分の1が助成されます。

2022年9月16日(金)～10月17日(月)が今年度最後の申請期間となっており、助成対象期間は11月1日(火)～2月28日(火)です。

[参考]TOKYOはたらくネット：令和4年度オンラインスキルアップ助成金(中小企業人材スキルアップ支援事業)

 

令和４年度DXリスキリング助成金

民間の教育機関等が提供するデジタルトランスフォーメーション（DX）に関する職業訓練を対象とした助成金です。研修に従業員を派遣したり、オンライン研修を実施したり、ｅラーニング等を利用して教育したりする場合に利用できます。

助成対象経費の3分の2が助成額となっています。

2022年9月16日(金)～10月17日(月)が今年度最後の申請期間となっており、助成対象期間は11月1日(火)～2月28日(火)です。

[参考]TOKYOはたらくネット：令和４年度DXリスキリング助成金（中小企業人材スキルアップ支援事業）

 

令和４年度　中小企業の外国人従業員に対する研修等支援助成金

外国人従業員の定着促進のための助成金です。

日本語能力試験概ねN2レベル以下の外国人従業員を対象に、以下の内容を行う場合にその経費の2分の１が助成されます。

1. 日本語教員による日本語教育(総受講時間50時間以上)
2. 日本語教材の作成(日本語教員が作成したもの、想定学習時間数が50時間以上)
3. ビジネスマナー講座
4. 異文化理解に係る講座

※3,4の単体実施は不可、1または2との組み合わせで実施する必要あり

対象となる従業員は、以下の要件を満たす必要があります。
・事業者に直接雇用されている従業員で、対象となる在留資格をもつ
・常時勤務する事業所の所在地が都内である

交付申請受付期間は2022年5月31日（火）～11月4日（金）、助成対象期間は交付決定の日から2023年2月28日(火)です。

[参考]TOKYOはたらくネット：令和４年度　中小企業の外国人従業員に対する研修等支援助成金

 

申請について

交付申請に関するご相談は、企業・団体の所在地を管轄する職業能力開発センターにお問合せください。