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2025.08.14 音楽・映画・ドラマ
映画「金子差入店」

キーワード:丸山隆平真木よう子金子差入店

こんにちは。

ライフ・リノベーター 笹川祐子です。

お盆休みの方も多いかもしれませんが、私は今日は1社の会社訪問とランチミーティング。

帰宅後はオンライン会議を終えて、昨日に続き、プールとサウナへ……と思っていたのですが、

もろもろの仕事が押してしまい、今日は見送ることにしました。

そんな中、昨日から少しずつ観ていた映画『金子差入店』を、ようやく最後まで観終えました。


◆『金子差入店』――静かで、深く、温かい映画

主演は関ジャニ∞の丸山隆平さん

彼が演じる金子は、前科者専門の差し入れ代行業「金子差入店」を営む男性。

法に触れた人たちと、その家族や周囲の人々を、ささやかだけれど誠実な形で支える姿が描かれています。

奥さん役には真木よう子さん

この奥さんが本当に素晴らしかったです。

忍耐力、包容力、信じる力、そして揺るぎない芯の強さ――

表立って主張するわけでもなく、静かに、でも確かに「共に立っている」ことの強さがにじんでいました。

金子自身が、自分の仕事に葛藤を抱えながらも、どこか誇りをもって続けていることを、

一番そばで理解し、信じているのは彼女だったのではないでしょうか。

そう感じた場面がいくつもあり、胸が熱くなりました。

そして叔父役には寺尾聰さん

静けさと渋み、余計な言葉のない愛情のようなものがにじんでいて、深みのある存在感を放っていました。

どのキャストも素晴らしい役者さんたちです。


◆差し入れという行為がつなぐもの

この映画は、「差し入れ」という行為を通じて、社会の片隅に追いやられがちな人々や、その家族の姿を丁寧に描いています。

  • 家族とは何か

  • 赦しと受け入れ

  • 世間の偏見

  • 子どもと親の距離

  • 過去を越えて、何かを届けることの意味

それらが、静かなやりとりの中にそっと置かれていて、観る者に問いを残します。


観終わったあと、ふと「誰かに何かを届けたくなる」ような余韻が残りました。

食べ物や衣類だけじゃなく、思いや言葉も含めて。

“差し入れる”という文化には、人が人を想う力が込められているのだと、あらためて感じました。


どこにでもあるような小さな町と、そこに生きる人たち。

善悪や正誤では測れない日々の選択と、ささやかな優しさ。

とても良い映画でした。

「社会的」だけど「押しつけがましくない」、「重いテーマ」だけど「やさしい語り口」。

観る人それぞれが、自分の記憶や大切な人と重ね合わせながら味わえる作品だと思います。


ぜひ、ご覧になってください。

映画館の予告で見て気になっていて、アマゾンプライムで観ました。

 

 

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