研修資料ダウンロード
相談する

2025.05.25 音楽・映画・ドラマ
映画「父と僕の終わらない歌」

キーワード:アルツハイマー型認知症松阪桃李母の介護父と僕の終わらない歌認知症

こんにちは。

ライフ・リノベーター 笹川祐子です。

昨日は、母と妹と3人で、札幌の映画館へ。

映画『父と僕の終わらない歌』を観てきました。

父と息子、記憶と夢の物語

この作品は、アルツハイマー型認知症を患った父と、その父を支える息子の物語。

かつてミュージシャンとしてレコードデビューを目指していた父・哲太(寺尾聰)は、息子の雄太(松坂桃李)のために夢をあきらめ、横須賀で楽器店を営んでいます。

ある日、哲太がアルツハイマー型認知症と診断され、家族や仲間たちは、その変化を受け入れながら彼を支えていく。

音楽とユーモアを愛する哲太が、再び夢に向かって歩む姿を通して、家族の絆と人の尊厳が丁寧に描かれていました。

とくに、父と息子が車の中で一緒に歌う場面や、地元のステージで歌声を披露するシーンは、まさに“記憶に刻まれる一曲”のよう。

寺尾聰さんの歌声がスクリーンに響くたび、観る私たちの心もそっと震えていました。

認知症といっても、アルツハイマー型と加齢によるものとでは、進み方や現れ方が異なります。

いずれ親や私たち自身が直面するかもしれないからこそ、特徴や接し方を知っておくことは大切。

介護に携わる中で私自身、あらためて「知ることが、優しさにつながる」と感じています。

怒ったり困ったりする前に、まず「理解すること」。

この映画は、そんな気づきを与えてくれました。

家族愛を感じながら、どこかで私たちの“備え”にもなる、そんなことを感じる一本でした。


初めての地下鉄移動、広がる可能性

映画のあとは、なんと、母と妹と一緒に初めて札幌市内の地下鉄を利用しました。

これまではずっとタクシー。

車椅子をたたんでトランクに積んでもらい、運転手さんに見守られながらの乗車が当たり前でしたが──

今回は、駅の職員の方々に手厚くサポートいただきながら、母も安心して地下鉄で移動できました。

“行ける場所”が一気に増えたようで、まさに世界が広がる感覚。

母と一緒に、もっといろいろな場所へ出かけられるんだ──そんな希望が膨らみます。

タクシーの運転手さんも、駅員さんも、公共交通を支える皆さんのやさしさが、母の世界と私たち家族の一歩を支えてくれています。

映画館では、車椅子の母を連れていると、すぐにスタッフの方が来てくれ、手配をしてくれるのです。

あらためて心からの感謝を捧げます。


焼き鳥と語らいと、小さな幸せ

帰りは、みんなで焼き鳥屋さんへ。

香ばしい匂いに包まれながら、映画の感動を語り合う、そんな夜ごはん。

特別なことではないけれど、
日々の生活の中で、小さな幸せを感じる。

母の顔を見ながら、妹と笑い合いながら──

この「なんでもない日」が、きっとあとから振り返ったとき、忘れられない一日になるのだと思います。

★笹川祐子 プロフィール

笹川祐子プロフィール

★ライフ・リノベーター宣言

ライフ・リノベーター宣言!

★企業の人材教育・育成ならイマジンネクストへ

社員研修を検討中の方へ

社員のスキル向上で、このようなお悩みを抱えていませんか?

  • 外国人を採用しても、すぐに辞めてしまう
  • 言葉・文化の壁があり社内コミュニケーションがうまくいっていない
  • 日本のビジネスマナーや商習慣を理解してもらいたい
  • 新人の配属前に、役立つ研修を色々と受けさせたいが、何かメニューを提案してほしい
  • 後輩の指導をする先輩社員が悩みを抱えている様子がある
  • SEのコミュニケーション力をUPさせたい
  • 新人や事務スタッフのパソコンスキルを向上させたい
  • リモートワークを導入しているけれど、Microsoft 365のアプリが上手く使いこなせていない
  • プログラミング教育など、新人研修の講師が不足している
  • メンタル不調になるメンバーが最近増えてきたので何か対策をしたい
  • 健康経営を推進するために、従業員の健康意識も高めたい
  • ハラスメントへのリスク意識を高め、安心して働ける職場環境をつくりたい

内容や時間等、一社一社に合わせてカスタマイズしていますので、研修一覧に記載のないものでもお気軽にご相談ください。