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2025.04.27 神社・温泉・国内旅行
父の一周忌と、職人懐石が結んだ感謝の一日

キーワード:お墓参り一周忌介護和食職人

こんにちは。

ライフ・リノベーター 笹川祐子です。

北国の空と、ご先祖のはからい

北海道は雨予報が続いていましたが、不思議と“ここぞ”という場面で晴れ間がのぞきました。

札幌から実家の滝川へ向かう道すがらは土砂降り。

なのにお墓に着く頃には雨が止み、お墓参りをゆっくりと済ませることができました。

——ああ、今日もご先祖さまが背中を押してくれている。

翌朝、母に呼ばれて起きると、キッチンの窓から朝日がまっすぐ差し込み、部屋中が黄金色。

昨年は車椅子だった母が、今回は室内を興奮気味に歩き回りながら嬉しそうにしています。

一周忌の挑戦──職人の懐石を“我が家”で

法要は午後一時。

読経が終わった後の食事は、親族の和食職人に懐石料理をお願いしました。

高齢の親族が移動せずに済むように、そして「仕出し弁当ではなく、心尽くしの旬を味わってほしい」——母と妹と話し合った小さなチャレンジです。

  • 大人17 名分の買い出し、仕込みは前日深夜まで。

  • 鮪(マグロ)鯖(サバ)など活きの良いもので、富良野豚を3時間熟成。

  • 茶わん蒸しもお出汁が最高でした。

  • 皆が「こんなに贅沢な法要は初めて」と目を輝かせてくれました。

手間を惜しまぬ姿勢に、私はただただ職人魂へのリスペクトと感謝。

本当にありがとうございました。

住職のことば──「命が いま、あなたを生きている」

読経のあと、住職がこんな話をされました。

住職も、この言葉を最初は理解できなかったそうです

私たちはつい「自分が命を持っている」と考えがちですが、本当は──

命という大河が、たまたま “私” という一滴となって、今この瞬間に現れている。

「私が命を持つ」のではなく、命が私を生かしている——。

そう気づくと、呼吸も出会いも、大河の一滴どうしのめぐり逢いだと腑に落ちます。

所有ではなく〈お預かり〉。

だからこそ、この一滴を今日も丁寧に味わいたい。

食卓に広がった祈りと笑顔

懐石をいただきながら、父の昔話や亡くなった方々の逸話が次々と花開きました。

「うちの家系は、ご先祖の守りが強いね」と誰かが言い、みんなでうなずく——そんな温かい時間。

私は膳の端にそっと手を合わせ、

  • 料理人さんへの深い敬意と感謝

  • 遠方から集まってくれた親族への感謝

  • 皆の健康と幸せを願う祈り

を静かに心に置きました。

きっと父も隣で微笑みながら、皆と一緒に参加してくれていたはずです。

希望を手渡す一滴として

天候さえ味方してくれた一周忌。

母の回復、親族の笑顔、職人のひと皿。

どれも「命の大河」が見せてくれた奇跡の一滴だと思うと、胸がじんわり温かくなります。

目の前の一滴を大切に——。

その想いを携え、また札幌の空と東京の街を行き来しながら、

今日という一日を感謝と希望で綴っていきたいと思います。

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