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Interview
インタビュー

株式会社ベアーズ 取締役副社長 高橋ゆき

プロフィール

設立  :1999年10月
所在地 :〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2-1-1田辺浜町ビル5〜7F(受付6F)
TEL   :03-5640-0211
事業内容:家事代行サービス(ロイヤルメイドサービス)
     ハウスクリーニング(ロイヤルハウスクリーニング)
     キッズ&ベビーシッターサービス
     高齢者支援サービス(シニアサポートR60)
     ホテル清掃サービス
     マンションコンシェルジュサービス
     オフィス・店舗・ビル清掃サービス

  • 「女性の”愛する心”を応援します」をコンセプトに家事代行サービスを展開する株式会社ベアーズ取締役副社長の高橋ゆきさん。家事研究家、二児の母の顔を持つ高橋さんに「働く」ということについてお伺いしました。

  • 働くということ

    笹川:高橋さん、本日はありがとうございます!それでは、インタビューさせていただきたいと思います。高橋さんにとって「働く」ということはな何でしょうか?

    高橋:「生き様」ですね。というのも、今回インタビューを受けるということで、私のことをよく知っている社員や家族に聞いてみたんですね、「高橋ゆきの働くって何よ?」って。 そうしたらみんなから「生き様」って返ってきたんです。私のことをよく知る息子もそう答えたんですね。私は、「生きるということは愛すること」だと思っています。 愛するということは、自分の傍にいる人たちを楽にする。この「楽」っていうのはリラックスの「楽」ではなくて楽しむの「楽」、夢を持ってもらって感動してもらうということだと思っています。 ですので、私が働いている姿を見せて、大なり小なりなにか喜びとか楽しみとか嬉しさをちょっとでも伝えられる人になれたらいいなと思いますね。

    笹川:「生き様」ですか。自分の周りの人に喜びや楽しさを伝えたいというお考えも、とても素敵だと思います。

  • 活動理念

    笹川:御社は家事代行の最大手さんでいらっしゃいますが、その理念を教えてください。

    高橋:ベアーズは掃除屋さんではなくて、ひとつでも多くの家庭の笑顔の創出に貢献したい、ということを会社の活動目的としております。ですので家事を代行、例えばご家族の代わりにお掃除とかお洗濯、お料理、アイロンがけ、お買いもの、お子様の面倒をみたりとか、そういったことでご家族の心のゆとりに繋げていければいいなと思っています。

    笹川:ご家族の心のゆとりをつくるのですね。高橋さんは家事研究家としても今TV等で幅広くご活躍されていますよね。そこについての活動理念も教えてください。

    高橋:これは私の持論ではありますけれども、本当であれば家事や育児は本人がやりたいだろうし、やっていただきたいと思うんですね。今、スピリチュアルスポットやパワースポットなどが日本のみならず世界中にありますよね?しかし、自分の明日へのエネルギーをチャージするのに一番大事な場所はご自宅だ、と私は考えています。自分のお部屋は自分の心と合わせ鏡ですから、そこを自身で愛情をこめて手入れをしましょう、ということを伝えたい思いで家事研究家として、「日ごろどうやったら心と身体を楽に家事と向き合えるか?」ということを考えています。テクニックだけでなく、いかに心が楽しく、自分もエネルギーチャージできるような心構えを持てるかも含めて全国でお話をさせていただいております。

    笹川:部屋の乱れは心の乱れとも言いますからね。自分の部屋を愛情込めて掃除することで、心構えも変わりますね。

  • 働くことで得られるもの

    笹川:では、働くことで得られるものは何だと思いますか?

    高橋:得られるものというより、得たいものということで考えたのですが、プライスレスなものですね。例えば目に見えない喜びや感動、嬉しさ・出会い・愛・力、そういった値段の付けられないプライスレスなものを私は得たくて働いているなと思います。その一方で自分が働く上で与えたいものは、自分で言うのも少しおこがましいのですが、やはりLOVE&PEACEですね。それを、思想観だけではなくて、何か力になることを形にしてお届けしたいので、ベアーズは最高品質のサービスを愚直に追究し、皆様へお届け出来るよう努力したい。それを続けていくことが私の愛と平和の表し方だと思いますね。それはきっとどこまでもエンドレスですね。でも終わりのないことに自分がずっと恵まれたことは感謝ですね。こつこつと想いを胸に刻んで作り続けていける、そういうものを作りたいと思います。

    笹川:目に見えないもの、それこそ感動や嬉しさというものは得ようと思って得られるものではないですよね。努力したからこそ、感動や嬉しさが得られるのだと思います。

  • 働くやりがいとは?

    笹川:高橋さんが思う、働く「やりがい」とは何でしょうか?

    高橋:働く中で、自己成長をしたときに社員は喜びを感じるんじゃないかなと考えています。成功というのは自信にはなるんですけど、私が見て思うのは、成長できるというのは実は失敗することを恐れないことだと思うんですね。失敗を恐れないで与えられたミッションをクリアしたときの社員たちの顔というのは本当に清々しい笑顔ですし、またひとつ成長したなと感じます。ですので私は社員にいつも「失敗を恐れないで」と言っています。いつもいつもホームランばっかり打つ社員になってほしくないんですね。たまにファールだったり、ゴロだったり、もしくは三振だったり、打てない・打ち方もわからない。そういうときが大切なんですね。私はどちらかというと、わざとゴロやファールを打たせるということから始める時もありますね。そのうえで今度は成功体験を積ませてあげる。そうすることで自信というものができるかなあと。役職、つまりポジションとお給料というのは、いつもいつも一緒ではないと思うんですね。役職が上の人は実は実力があるだけじゃだめで、仁徳や人間力というものも必要になります。でも、役職がなくても優秀な人間はどこで評価をしたらいいのか、というとそれがお給料だと思うんですね。社員には成功と幸せを両方共に持ってもらいたいので、仁徳と人格、そしてテクニックを磨いて、全員が「小さな革命家」として成功と幸せを持ってもらいたいなと思いますね。

    笹川:私も社員、特に新入社員には失敗を恐れずチャレンジしてほしいと言っています。実際に失敗を経験をしたからこそ得られる達成感は、何物にも代えられないですね。

  • 20代に求める資質

    笹川:20代に求める資質はありますか?

    高橋:本物を目指し、何事にも本気で本物を目指せるだけの心と身体の健康をつくる習慣を持ってもらいたいなぁと思います。社長の最低ミッションは元気でいることだと思うんですけど、若いうちからもそういう習慣をつけておいて、心と身体をいかに健康で自分らしく保つかって大切なことだと思うんですね。心と身体が元気で健康であれば、いろんなエネルギーを発散することができて、それが自分に返ってくるんですよね。あとはグローバルな習慣。「日本」という枠にとらわれず、地球という学び屋を思う存分楽しめる視点と技術をどんどん磨いてほしいと思います。

    笹川:心の健康も大切ですが、やはり体が健康であることが一番ですよね。私も幼いころは体が弱かったのでとても実感します。

    高橋:元気の秘密って心を強く持つ、気をしっかりはぐくむことだと思います。そして、「愛で力」(めでりょく)をアップする。1日5回位、鏡を見て自分を愛しましょう。自分の顔見て、今日はいけてないと思ったら労りましょう。多くの人はちょっとしたことで落ち込んだりへこんだりするけど、不幸に鈍感、そして幸福に敏感に。ちょっとしたささやかなことに喜んだり感謝できる気持ちが素敵なことですし、心を強く持っていけると思います。

  • 若い人へのメッセージ

    笹川:最後に、若い人へのメッセージをお願い致します。

    高橋:私は仕事を「志事」としていますが、20代では普通の仕事に100%コミットメントしたほうがいいと思います。よく公私の区別とか、アフター5やワークライフバランスを考えてとか、恋愛も楽しんでいっぱい遊んでとかいうけど、そうじゃないと考えているんです。20代の頃は100%で働きなさい。30代になってできないことは20代でできたことなんです。いわゆるプライドとかいろんなものが邪魔をしてきて、それが40代になった時、20代の頃にできたような丁稚奉公みたいなことをやれるかって考えると、やれない自分がいることに気づいたんです。20代は心を素直に持って、それで夢を持ってがむしゃらにとにかくやっていくこと。そんなにカッコつけないでいいと思います。そのかわり、そこそこ恋愛もして、そこそこ遊んで。そこそこっていうのは欲張りすぎですね。それは30代になったらいくらでもできますから、20代はがむしゃらに仕事にコミットメントする。100%とは言わないですが、主軸を仕事において生きてみるのもいいんじゃないかなって思います。

    笹川:素敵な熱意あふれるメッセージです。本日はお忙しいところありがとうございました!

  • インタビューを終えて笹川より

    ゆっきー副社長!
    Love&Peace、愛が溢れきらきら輝く宝石のような言葉をありがとうございました!根底の理念がしっかりされているからこその御社の着実な成長が垣間見られました。『不幸に鈍感、幸福に敏感』は、まさに私のこと。愛の伝道師としてますますのご活躍を祈念申し上げます。