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2013.04.26 日記
親はあなたにいくら使ったか

キーワード:両親新卒研修

今日もさわやかな春の日ですね。
 
さて、新卒研修でのワークのひとつ。
 
「親御さんはあなたにいくら使ったか」
 
そうして、
こんな風に聞いたりします。
 
「ねえ、ご両親との関係だけど、親子でも相性があるしね。
どうも、お父さんとはぶつかってきたなぁ、とか、うちはうまく
いってるとか、皆さん、どう?」
 
そうすると、過去2割くらいの人が、
 
お母さんには、すごく反抗してきた。
 
お父さんには、理解してもらえない。
 
などと、正直に言うのです。
 
「そうだよねー。それぞれのおうちでいろいろあるよねー」
 
「そういう感情的なことは、おいといて。
 
ご両親、お父さん、お母さんはあなたがこうやって社会人になるまでに、いったい、いくらぐらいのお金を使ったんだろう?ちょっと計算してみよう」
 
まず、3食分の食事代。
 
22年間分だね。
 
学校へ行くお金。
 
修学旅行、行ったよね。
 
海外旅行や留学した人は?
 
えっ、そんなに行ったの?
 
習い事は?子供の頃からピアノやバレエやってる人は?
 
ええーっ、そんなにやらせてもらってんの!?
 
お小遣い、お年玉もね。部活の遠征代も。
 
大学の入学金、学費や、一人ぐらしの人は仕送り代とか、おおまかでいいけどね」
 
「さて、どのくらい?」
計算して、みんなびっくりします。
 
だいたい、数千万ぐらいです。
 
「ねえ、それって、返せると思う?」
 
みんな、勢いよく、首をふります。
 (私も心の中で勢いよく、ブンブンします!)
 
「そうだよねー。親御さんもそんなこと言わないけど皆さんが子供を持ったら、同じようにしていくんだよね。
 
他人だったら返さなきゃいけないでしょう。
 
ありがたいよねー」
 
ここで、一同、ご両親への感謝の気持ちでいっぱいになります。
 
そして、このあとに、両親への手紙を書いてもらいます。
 
その間、私は、席をはずして、自分の仕事をさくっとして研修ルームに戻ると、毎年のことですが、泣きながら書いている人もいます。
 
デスクの上には、涙をふく、ティッシュの山が。
 
親孝行しよう!という気持ちもさらに強くなります。
 
こういう気持ちを忘れないで、成長してほしいです。
 
そして、今までの両親に書いてもらった手紙、封をして私が預かっています。
 
でも、今年から、両親に送って差し上げよう!
 
まだ送れてないんですが、GW休みに入る前に送っておこう。
 
親御さんもきっと喜ばれることだろうと思います。
ぽにー
 
 

 

 

<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

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