資料ダウンロード
相談する

2015.10.23 起業・経営・会社
社長の始末書

キーワード:始末書

先日、社長の始末書を社内で公開しました。

ある増収増益絶好調の企業を視察訪問したとき、始末書が壁中にたくさん貼られていました。
すごいと思いました。
わが社では滅多に始末書というのが発生しませんでしたから、過去の始末書(数年前まで)は重過ぎて(!?)とても公開できるものではありません。
こちらの企業では、始末書は昇進のパスポート。

大社長いわく
「小さな失敗をどんどんしよう。失敗するためには、まず「実行」がある。
失敗の数はそのまま実行力を表す。
多くのチャレンジをしているのだから、将来、必ず役に立つのだ。
それには、まず、社長や役員が始末書を書くと社員も楽になるでしょう」
ごもっともです。

私自身、20代から30代前半、始末書は書かされませんでしたが、しょっちゅう、社長と上司が私を叱るため探していました。
私ぐらい、あちこちで、失敗して騒がせていたのはいないかもしれませんし、営業も集客もやりすぎてしまったことも多々。
活動量とチャレンジ量が多いのは、起業の原動力になりました。
常々、社員にも、どんどん失敗してほしいと話していますが、手堅い人が多いのかな。
というわけで、まず、社長から実践しないと。

社長が始末書を書ける機会を探していたら、しゃれにならない、始末書を書く事態になりました。
中身については言えませんが、日頃から社員たちに注意するよう厳しく言ってるのに、社長のミスは許されません。
威張って言えることではありませんが、ミスが起きたら、原因分析し、次同じ過ちが起きないようにし、
それを周囲にも共有、注意喚起をしていくことが大切ですね。

そして、どういう場合に、始末書を書くのか、それがどういう評価につながるか、
結果、始末書たくさん書いている人が役職者になってるよ、などの事例を生んでいかないといけませんね。
社風、風土というのは、一朝一夕にできるものではありません。
始末書を書いたり公開することが目的じゃなく、
「失敗を恐れず、チャンレンジしていくこと!」
社長が強い意志を持って、取り組んでいきます。

トム2015-12-23
☆今日の一冊
「人物・学問」
著者:安岡正篤
安岡先生の本を時折読み返しては、背筋を伸ばします。
あるカフェで見かけました。
こういう本をおくカフェはすごい。

人物・学問/明徳出版社
¥2,592
Amazon.co.jp

 

 

 

<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

 

★笹川祐子 プロフィール

笹川祐子プロフィール

 

★ライフ・リノベーター宣言

ライフ・リノベーター宣言!