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2022.07.10 本・読書
ナイチンゲール 心に効く言葉

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こんにちは。

ライフ・リノベーター 笹川祐子(https://twitter.com/imaginenext_ceo)です。

選挙に行ってきました。

そして今、新幹線で大阪に向かっています。

先日、オーディオブックでナイチンゲールの本を聞き、凄く良かったので、紙の本も買いました。

私は子供の頃、病弱で病院へ車で10分のところへも、ゲロゲロしていて、行けなかったので往診に来てもらっていました。

また入退院も繰り返していましたので、お医者さんと看護師さんは、頼もしい憧れの存在でした。

将来、看護師になりたい!って思いましたが、小学校高学年になると、自分は器用ではないので、注射や手術室でのお手伝いは無理だと諦めました。

ナイチンゲールや、ヘレンケラー、リンカーンなど偉人の伝記をよく読んでおり、自分も立派な人間になりたいと思ったものです。

このナイチンゲールの本を読んで、ある一つの長年の疑問に、心が晴れました。

私は、大人になってからも大病ではありませんが、体の手術入院は3回、短期入院は5−6回と、病院のお世話になってきました。

どの病院でも、看護師さんの献身的な姿勢、責任感、笑顔、優しさ、きびきびとした動きに、いつも感謝いっぱいでした。

このコロナ禍でも看護師さん含め医療従事者の献身に心を打たれていました。

どうしてこのような職業意識の高さが維持できるのか、私にはちょっと不思議だったのですが、ナイチンゲールの存在を今更ながら知りました。

ナイチンゲールは亡くなるまでに、膨大な著作や記録、メモを残しました。

有名な「看護覚え書き」は今も版を重ね、看護に携わる人々に読み継がれているとのこと。

これこそが、後世まで続く、ナイチンゲールの偉業ですね。

また、ナイチンゲールの凄さは、自ら変革を起こしたことです。

19世紀のイギリスで当時の社会常識に囚われることなく、信念を貫き通しました。

裕福な家庭に生まれながらも、当時は社会的地位の低かった看護師という職業を志、家族の猛反対を押し切って意志を貫きました。

クリミア戦争の戦地に赴き、病院の劣悪な環境を改善しようとすると、病院長や軍関係者の抵抗と妨害にあいます。

それらを乗り越えて改革していったのですから、白衣の天使以上に、傑出した知性と指導力、意志力、行動力の持ち主と言われています。

彼女の名言集の中にある「人の上にたつ」は、今まで学んできたマネジメントやリーダーシップの中で、一番心に刺さりました。

名言集の中からいくつか紹介します。

自分自身を磨きつける、常に向上し続ける

年ごと、月ごと、週ごとに「進歩」を重ねていない限り、

自分は「退歩」していると思って間違いありません

自分の精神なり人格なりを「毎日」向上させようと真剣に考える女性は、あまりいないものです。これは私たちが進歩する上で、致命的なことです。

人生の最後の時まで毎日学び続ける

私もいつか、人を看護しながら学ぶことができなくなったとき、今度は看護される側になり、この私の世話をする看護師たちを見て学びましょう。全ては経験になるのです。

人をおさめることは心をつなぐこと。

素晴らしい自己啓発、マネジメントの本です。

ご一読をおすすめいたします。

 

 

★笹川祐子 プロフィール

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