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2021.09.18 ライフリノベーター
告白。私は、ADHD(注意欠陥多動性障害)です。

キーワード:ADHD多動

こんにちは。

ライフ・リノベーター 笹川祐子(https://twitter.com/imaginenext_ceo)です。

私は、親しい友人から、時々、「だから、あなたは、多動なんだって!」と言われるんですが、あまり気にしてなかったんです。

おめでたい私は、そういうメッセージすら、褒め言葉と思っていたくらい。(これは本当に、おバカです。友人は気をつけろと忠告してくれてたんです)

 

「多動」というと、ホリエモン。(堀江貴文氏)

ホリエモンのような、素晴らしい行動力、実践力の足元にも及ばないし、多動=注意欠陥性の障害=ADHD、とは結びついていなかったんです。

ADHDというと、なんか、自分とは関係のない、他人事として見ていたんです。

 

気づいたきっかけ

 

でも、会社売却後、物忘れが多く、約束をすっぽかしたり、どうした!?私!? 認知症が早まったかのか!?不安になりました。

長年体を見てもらっている先生に話すと、「去年のストレスが大きかったから、その反動ですね。まぁ、元々、ADHD少しありますから」

自分をよく見つめる、変化させていく、それがライフリノベーター。

今までの人生を振り返りながら、いろんな人と話していると、

「えっ!?私は、ADHD!?そうだったんだぁ。。。もっと早く気づいていたら、マネジメントや事業も違ったかもしれない・・・」と思い始めたところです。

そう言われれば、心当たりのあることはたくさん。それで、こういう本を読んでみました。

ADHDコンプレックスのための脳番地トレーニング」著者:脳内科医 加藤俊徳

 

ADHDには大きく3つの症状があり、

①不注意
注意散漫 忘れ物が多い 整理整頓が苦手

②多動性
落ち着きがない 感情の起伏が激しい 過剰なおおしゃべり

③衝動性
待てない 短気 思いつきの行動

私は、よく忘れ物をし、スマホも、財布も、定期入れも。

それを、「いつも戻って来るんだよねー、ありがたい!強運!」などと能天気。
さすがに、スマホを3回目かになくした時には、管理部門から、かなり怒られました。

私のせいで、システム担当は追跡に忙しくなるし、派遣会社の社長として、立場的にまずいから首からぶら下げるか、離れたら音が鳴るブザーを持てとか。

「あのねぇ、社員たちみんなは、スマホなくすことないのかしら!?」

と尋ねると、「社長みたいになくす人は、誰もいませんよ!」と言われ、そうなんです、その時にも、ADHDと気付くべきでした。

今まで関わって、ご迷惑をおかけした方々には、感謝しかありません。

せっかち、というのも私の大きな特徴です。

電車を乗り過ごすことも時々あります。
でもそれも、「乗り過ごす位、面白い本をよめてて良かった!」と解釈してしまっていました。

 

なぜ、自分の自覚がここまで遅れてしまったのか。

 

この本によりますと、「ADHD脳の人は基本的に自己自覚が乏しい」そうです。

そして、私の周囲、私が日頃付き合って、食事しているのは、ほとんど社長か、一芸に秀でる、何かを極める人たちで、実はその人たちにも「ADHD脳」が多いかもと気づきました。

だから、自分と似たり寄ったりのところがある人が多く、自分だけが変とは思いづらかったのです。今思えば、彼らは、ADHD脳でも強みをすごく発揮していて、成功しているし、魅力的です。

改めて、社長連中と、「私って、ADHDかな?」と聞くと、「笹川さん、俺もそうだよ!私もそう!」と言う人が多く、「笹川さんは軽度だよ」「だから社長なんだよ」と言うのです。

おそらく、元社員たちも、「笹川さんは、ADHDだからしょうがない」と心得て付き合っていてくれていたかもしれません。

そして、振り返ると、過去色んな社員やスタッフさんがいて、あの人もこの人もADHDだったかも。なら対応が違ったのになぁと思えるのです。

さらに、周囲を観察すると、明らかなADHD、隠れADHDが、あちらこちらに点在しています。

なんだか人生の驚きです。

50代の後半過ぎて、そんな自分を発見するとは!

 

ホリエモンの多動

 

改めて、ホリエモンの「多動力」をチェックすると、ある対談の中で、

「『ADHD』と言われるより『多動力あるよね』って言われたら物事に前向きになれる」

「世の中の人は「ADHDだよね」と言われると傷つく人がけっこういるのよ。
『障害』なんて言われると、思い悩む人も多いはず。
ADHD多動だから、これからの時代はなんとか障害みたいなものは、ポジティブに言い換えるべきだと思うんだよね。」

と言っています。

さすが、ホリエモン!
かっこいいなぁ。

ぜひ、経営者には、自身のことはもちろん、こういうことを知っているだけで、幹部や社員さんへの対応も変わってきますから、ADHDについては、深く知っておくべきだと思います。

経営者じゃなくとも、家族や周囲の人のためにも、知っておいていいですね。

一口に、ADHDといっても、いろいろな症状と処方箋があります。
早速、私はこういう、脳の日記を始めました。

著者の加藤先生がおっしゃるように、ADHD脳の弱みに固執するのではなく、強みの能番地に目を向けることが人生をイキイキと生き抜く秘訣だそうです。

またこの本の内容については、ブログにアップします。

台風が接近していますが、楽しい週末となりますように。

 

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