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2021.08.29 北海道・道産子
恩師を偲ぶ

キーワード:恩師

こんにちは。

ライフ・リノベーター 笹川祐子(https://twitter.com/imaginenext_ceo)です。

北海道に行ってきました。

大きなイベントは、コロナ禍で直前にキャンセル!

実家で過ごし、札幌で仕事の商談や会食があり、もう一つ今回の大きな目的が、大学時代の恩師の仏前に行くことでした。

札幌の藤女子大学の教授を退官後、洞爺湖の芸術村のようなところへ移住した先生。

舞踏家でもあったので、退官後は絵を描いたり、弟子たちと国内に公演や遊びに、人生を楽しく謳歌されたことと思います。

東京の表参道のギャラリーでのミニ舞踏には、何度か、駆けつけて、先生のお元気なご様子に感動していました。

私が大学一年生で出会ってから、もう40年。

月日が経つのは本当に早い。

先生が、一昨年、亡くなられました。

その前に、お手紙やお葉書をいただき、私は事業で忙しかったこともあり、すぐ返事をしていませんでした。

先生からの頼まれごとがあり、私は、「わかりました!大丈夫です。先生のおっしゃる通りにします!」と内心思っていたので、まさか、その直後に亡くなるとは思えず、電話一本できなかったことを本当に後悔していました。

去年はコロナ禍でなかなか動けず、先生のお宅がまだそのままになっているので、この度、大学の大先輩であり、先生の長年のお弟子さんに、連れて行ってもらいました。

亡くなられる少し前に撮ったというお写真は、とても穏やかに綺麗で素敵な笑顔です。

学生時代、私はよく大学内の先生のお部屋に遊びに行っては、ひきたてのコーヒをご馳走になっていたのです。

お花や果物と一緒に、香りの良いコーヒーの豆を、先生の遺影の前にお供えしました。

先生の言葉で覚えているのは、「自分にも、くよくよ悩む時があった。

ある日、大きな海の前に佇むと、自分の悩みなんて、大きく広く深い海に比べたら、なんて小さなものかと思ったら、気が楽になった」

私は事業を始めて、何度かこの先生の言葉を支えにすることがありました。

画家 佐藤千穂さん

先生と一緒に活動されていた、画家の佐藤千穂さん。

まさに魂と魂が出会った、芸術家同士というか、深い師弟愛に溢れていました。

先生より少し早く、52歳という若さで亡くなったのです。

大きな絵の作品をいくつも残しています。

描かずにはいられなかったのでしょう。

洞爺湖芸術館で特別展が開催されており、私も拝見してきました。

緊急事態宣言中は閉館されていますが、2021年の930日まで開催されます。

恩師との約束をどう果たしていこうか、先生の遺影に尋ねてきました。

恩師との約束、恩師との再会。過去記事です。

https://www.imaginenext.co.jp/president_blog/14259/

 

 

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