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2012.07.31 日記
言いたいことをはっきり言えるでしょうか?

キーワード:人間関係

昨夜、最終の飛行機で羽田に到着。
札幌も暑かったですが、東京はやっぱり暑い。
この1週間続くそうですから、熱中症、ご用心ですね。

さて、私は人からの相談が多いので、その中で考えさせられることが多々あります。
それは、人間関係においては、「言いたいことをはっきり言う。相手の要望も聞く」
そうやって信頼関係を積み重ねていくということです。

日本人の場合は同じ言語ですし、何となく、「これぐらい言わなくてもわかるだろう」という雰囲気が大きいですね。
ビジネスでも男女関係でもそうではないでしょうか。

そして、言いたいことをぐっと飲み込んで我慢してしまう、という気質もありますね。
ビジネスパートナーとしての解消、男女の離別という過程で、特に両方を知っていると、一方的に相手の批判だけ聞くわけでもない、第三者として、私など相談されやすいのです。

で、多くの場合に共通することがあるのです。
相手への不満を一通り聞いたあと、「ねぇ、○○さん、それって、今まで長い間に、相手にちゃんと言ったり伝えてきました?」って私は聞いてみるんです。
そのとき、「もうさんざん言ったけど、ダメだった」
こういう場合はもうどうしょうもないかもしれません。

でも、意外と、「いや、そんなこまかいこと、いちいち言ってこなかった」「数字見たらわかるだろうし」など、きちんとどうして欲しいのか、伝えていない場合もあるのです。

私は続けて、「ねぇ、そうすると、向こうは、あなたの気持ちや本心に全然気づいていないのじゃないかしら?それだと、二人の間の温度差が大きいのでは???」

「こっちがちゃんと言ってないと、向こうは、あなたが不満に思っているどころか、満足していると思うのじゃないかしら」


「それに向こうだって、あなたのためにこんだけ頑張ってやっているんだ、ぐらい思ってないかしら」

特にビジネスパートナーでは、それぞれ個性が対照的なほうが、うまくいったりします。

積極的、社交的、拡大志向  VS 慎重、思索的、手堅く


ただし、きちんと話し合いや合意をとってないと、片方は拡大路線でガンガン行きたい、片方は手堅くやっていきたい、というと、良い時にはブレーキにもなりますが、フラストレーションやストレスがたまることもあります。

それが、いつのまにか、一緒にビジネス(生活)をやっていけないかぁ、となってしまいます。

そして、たいがい、言いたいこと我慢しているほうが、ストレスたまってつらくなるのです。
でも、私と話してみて、「そうかぁ、言ってこなかった自分も悪かったかな・・・」お互いの痛み分けでしょうか。

人の話を聞かせてもらっては、わが身を振り返るいい機会なのです。
私の場合は、なんでもはっきり言いすぎるので、配慮が必要。
そして、ごちゃごちゃ言いたくないから、言葉が足らない。反省。

役職者の中には、メンバーに、叱ったりはっきりモノ言ったりが苦手な人もいます。
なので、こういう風にお願いしています。

『普段、何も言わないでいて、賞与や昇給の査定の時、「あなたのこういうところが課題だから、評価が少しさがりました」と突然言われたら、もし自分だったら「もっと早く言ってくださいよ」ってなるでしょう。

だから、日頃から、良いところはほめ、課題や改善点の話もしてあげてね』

言いたいことをはっきり言う、というのは、実はなかなか難しいことではないでしょうか。


でも、長く大切な人間関係を続けていくには、とっても大事なことですね。

表面的な人間関係なら、たしかにあたりさわりなく過ごせば無難かもしれません。

ただ、そんな知り合いがたくさんいたところで、幸せとは限りませんね。

私は親しい人には、自分の好き嫌いの価値観(考え方や行動やタイプなど)をお互い理解しあいたいと思うのです。
そんなことを真夏の寝苦しい夜にうとうと思ってしまいました。

札幌で必ず食べるチロリン村のスパゲッティ。
言いたいことをはっきり言えるでしょうか?

 

 

<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

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