資料ダウンロード
相談する

2012.08.29 本・読書
「社長のテスト」著者：山崎将志

キーワード：メディア掲載推薦文社長のテスト経営課題図書

「社長のテスト」という面白い、ビジネスエンターテイメント小説があります。

一気読み間違いなし。

私は書店に入ると、自分が読みたいもの、社員や幹部候補向け、周囲にプレゼントしたいもの、就活生向き、などいろんな角度から本を探すのも楽しみのひとつ。
ある日、幹部候補向けの本を探していました。

課長と部長の中間くらいの層向けに。

ビジネス書は、今の自分より、先の立場の本を読むのがいいですよね。
私は一般社員の時は、課長・マネージャーが読む本を。
課長、マネージャークラスになったら、部長や取締役向けの本を。
部長になったら、社長向けの本を読んでました。

なので、部長の手前の人たちにはそろそろ経営に関することも勉強してもらいたいなぁと思うのです。
で、その日、手に取った本が、「社長のテスト」
著者は山崎将志さん。

まず、自分が読んでみないと、宿題にできません。
さて、さて、とっても面白く一気読みでした。
で、自信を持って、課題図書に。

小説なので、内容を書くとネタバレしてしまうので気を遣うのですが。
私は読んでもらう人に、こんな課題を出しました。
もしこれから読まれる方は、一緒に考えて頂ければと嬉しいです。

社長からの課題。
①第一章の会社の緊急事態の対応
自分なら会社として責任者としてどう対応するか具体的に述べよ

②わが社に起こり得るリスクとその対応、日頃からやっておくべきこと。
これこそ、想像力なので、10個以上の項目を書きだすこと
③全般的な感想。どの登場人物に共感するか。

約一か月後、締め切り前に、ちゃんと課題レポートが出そろいました。
うんうん、なるほど。
みんな、さすが、しっかりしているなぁ。
いろいろなリスクもちゃんと想定しているなぁ。

まぁ、彼らの考えるリスクと、オーナー社長の私が考えるリスクは、まだまだ次元が違ったりします。
でも、今回のレポートで、会社が取り組んでおくべきことで、明確になったのものがいくつかあります。

社長がどんなに言ってても、本人たちが、やばいなぁーと思ってくれないと、組織は動きません。
営業や管理部門やそれぞれの立場で考えることもあるので、レポート提出者たちとの意見交換で、シェアできることも多いと思います。

私は定期的に、こういう課題図書の宿題を、社員、役職者向けに出しています。
社員からすると、面倒なものかもしれませんが、本って、自分が好きな興味あるものしか読まないではないですか？
だから、宿題というきっかけで、何か、ほんの一つでも、刺さることがあればいいと思うのです。

そして、同じ本を読む感想が、大体の共通項はあっても、十人十色の部分があります。
本当に人によって、感じ方、受け止め方が違うのだということは、経営者がしっかり認識しなくてはいけないことですね。

それからこういうレポートは、その本人たちの仕事に取り組む姿勢や想いが伝わってきて、社長としては嬉しく思います。

ちなみに、今日の一冊という簡単な紹介で、この本を取り上げたのですが、出版社さんからお電話を頂いて、私のコメントが本の広告に使われ、日経新聞に掲載されました。
その時の記事は、こちら。
http://ameblo.jp/imagineplus/entry-11323439831.html
本好きの私には、宿題本が見つかり、課題レポートも貴重、新聞に掲載されと、ハッピーの連続です。
本の紹介からは、脱線してしまいましたが、この夏、おススメのスリリングな一冊です。

「社長のテスト」著者：山崎将志
 ☆今日の一冊

「社長のテスト」
著者：山崎将志


社長のテスト/日本経済新聞出版社

￥1,575
Amazon.co.jp

 

 

＜笹川祐子の感謝ブログ＞　創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

★笹川祐子　プロフィール

笹川祐子プロフィール

★ライフ・リノベーター宣言

ライフ・リノベーター宣言！

 

CATEGORY

ARCHIVE

2024年＋ －
2023年＋ －
2022年＋ －
2021年＋ －
2020年＋ －
2019年＋ －
2018年＋ －
2017年＋ －
2016年＋ －
2015年＋ －
2014年＋ －
2013年＋ －
2012年＋ －
2011年＋ －
2010年＋ －
2009年＋ －
2008年＋ －
2003年＋ －

RANKING

お問い合わせはこちら

一覧へ戻る