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2019.01.27 起業・経営・会社
結婚式のスピーチ 社長編

キーワード:スピーチ結婚式

こんにちは。笹川祐子(https://twitter.com/imaginenext_ceo)です。

昨日は、社員の結婚式でした。
本当に素敵な心温まる良いお式でした。
最高に幸せなひとときを参列したみなさん、社員たちと過ごせた時間・空間に感謝いっぱいです。
私は50歳を過ぎて涙腺がだいぶんゆるんできています。
人前式で、花婿が先に歩き、次にお母さんと花嫁と出てきて、もうそのシーンで涙ぐみ、お母さんがウェディングドレスのベールをかけた瞬間、決壊しました。
どうぞ末永くお幸せに!!

結婚式の祝辞 私の心がけ。

私は社長と言う立場上、社員の結婚式や日ごろお付き合いのある人たちに依頼され、スピーチをさせていただきます。
得意ではないので、原稿をちゃんと作って、何度も練習します。
社員の結婚式の前には、他の社員たちに聞いてもらったり、リハーサルをすることもあります。
基本的には、社員を褒めまくり、親御さんが聞いて嬉しいと思うものを心掛けています。
私はいつもうちの母に聞いてもらうつもりでいます。
(80歳の田舎のおばあちゃんが聞いてもわかりやすい、良かったねぇと思えるもの)

 

六本木のバーで教わった社長祝辞の心得

随分以前になりますが、祝辞を考え練習しているとき、たまたま六本木で商談が早く終わったので、なじみのバーに寄りました。
そこは名物ママがいて、早い時間はあまりお客さんがいないので、スピーチを聞いて意見をもらおうと思ったのです。
案の定、ママが一人だけでしたので、「ちょっと結婚式のスピーチをするから聞いてください」と練習させてもらいました。
「ママ、どうかしら?」と聞くと
「うん、全然面白くない!つまんない!!森繁久弥さんのスピーチなんて、最高よ!」
と、酷評され、私はどうしたものかとしょぼんとうなだれてしまいました。
私なりに、社員を持ち上げ、えーい!10割ましだぁ!!と褒めまくり、ご両親に喜んでもらえるよう、多方面にも配慮しているつもりでした。
原稿構成をまったく変えなくてはいけないのか?
話し方を変えなくてはいけないのか?

そこへ、お客さんが一人来ました。
顔なじみになってる、大社長です。
ママと私が、かくかくしかじか、今、結婚式のスピーチのリハーサルしてるのだけど、全然面白くないって・・・
すると大社長が、「もう一回やってごらん、僕が聞いてあげるよ」とのこと。
私は、立ち上がり、再び、大きな声と笑顔で祝辞を述べました。
恐る恐る
「社長、いかがでしょうか?」
「いや、いいよいいよ!素晴らしいよ。ちゃんとツボ押さえてるよ。
まずね、大事なことは、社長の祝辞は、オーソドックスに。
普通に、無難に、これが一番。
新郎さん?新婦さん?」
「新郎です」
「新郎側の祝辞って、トップバッターでしょう。
普通にさらっといくのがいいの。
間違っても笑いをとろうとか奇をてらっちゃダメ。
そういうのはあとの人たちがやってくれるから。
良かったよ。
親御さんが聞いたら嬉しいと思うし、社員さんも大勢の人がくる華やかな場所で社長に褒められたら嬉しいしね」
大社長のお墨付きをもらって、私は一安心しました。
ママは態度が一変。
「まぁ、そういえばそうねえ。
たあさんが言うなら、間違いないわぁ!
ゆうこさん、頑張ってね!」

このお店はなくなって久しいですけど、アーティストや俳優、多彩な顔ぶれの方々が多く、思いで深い場所です。
今回もスピーチ原稿をつくるにあたって、このお店でのリハーサルを懐かしく思い出しました。
さて、今回の社員への祝辞は、周囲や本人にもヒアリングして、素敵なネタ、エピソードがいっぱい。
通常、3分にしているのですが、どうにも入りきらず、5分ものを作成、練習。
それでも省いてしまったネタが多く、彼が周囲から信頼され愛されていることを実感しました。

 

「本日はお日柄もよく」のお日柄とは。

さて、結婚式のスピーチでよく聞く、「本日は、お日柄もよく」
これは、原田マハさんという作家が「本日は、お日柄もよく」という小説を書かれているのですが、スピーチする人にはぜひおすすめの本です。
で、この日柄とは、お天気が快晴とか、晴れてて結婚式日和ですね、ということではないのです。
私も以前までそう思っていました。
日柄とは、暦にある、六曜(ろくよう)のことなんです。
大安、仏滅、友引とか。
六曜とは、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口のことをいいます。
「お日柄もよく」というのは六曜(先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口)できまっている縁起の良い日や縁起の良い時刻のことを言っている、のだそうです。
だから、雨の日でも、使えるのです。
「本日はお日柄もよく」とこの言葉を使っていいのか、昨日の結婚式の六曜と時間を調べたら、まさに良いお日柄で(それはそうですよね!
結婚式場のプロたちがついているのですから)自信を持って、「本日はお日柄もよく」と言いました。

 

結婚式は誰のため?

若い二人が(最近は熟年婚も増えてきましたが)これから新しい人生を歩んでいく門出のセレモニーですが、二人だけの愛の誓いであれば、
いろいろな形のイベントがあると思うのです。
もちろん女性にとっては、ウエディングドレスが着たい!感動の一日を記憶に刻みたい!!両親に感謝したい! いろいろな思いがあるでしょう。
私は、親のために、親に感謝する儀式として(お世話になった方々への)大切にしてほしいと願っています。
昨今、親子関係が複雑な人たちもいて、一概に、親孝行しよう、親に感謝しましょうと、言えない時もあります。
本当に悲しい事件が多すぎます。
でも、今、自分がここに生きているのは、親御さんまたは周りの人の存在なくしていられないと思うのです。
昨日のお式もご両親にとって人生最良の日となる、感謝の気持ちがあふれておりました。

新春の賀詞交歓会や表彰式やおめでたいイベントが続き、おめでたマックスが社員の結婚式でした。
熊本で地震や、日本海側は雪で大変ですが、良い週末となりますように。

 

 

 

<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

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