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2019.03.21 起業・経営・会社
【就活】複数内定もらって、驚くべき行動力

キーワード:就活複数内定選んだ理由

こんにちは。笹川祐子(https://twitter.com/imaginenext_ceo)です。

春の陽気に包まれる、春分の日ですね。
先日、感動した話を。

やっぱり、できる人は、学生の時から違う!と実感。

お取引先の若手凄腕マネージャーさんの就活時代。
私はお目にかかる方に、いろいろお話を伺うのが楽しみで、特に、その人の人生の根本となっているものや、人生が開けたきっかけなど。
子どものとき、どんな子供だったのだろう。
学生時代、どんな学生さんだったのだろう。
社会人になりたての時、どんなスタートを切ったのだろう。
その方Sさんは、新卒で入社した会社で、トップセールスとなり、今は社内で一番成長している事業の営業部を任されています。
おそらく、学生時代、複数内定をもらったと思います。

なぜ、今の会社を選んだか聞いてみました。

Sさんは、最終的に2社に絞り込み、その同じ業界の2社で、どちらにしようか迷ったそうです。
A社B社。
Sさんは、悩んだ末、「そうだ、社長に会ってみよう!社長と握手してもらおう」と、ノンアポで、社長訪問することにしました。
両社とも上場企業で、説明会や面談は、人事部が中心に行い、最終面接は取締役クラスで、社長には会えていなかったのです。
Sさんは、社長の動向を学生なりに探りました。
A社の社長は、この時期、比較的社内にいることが多いようだ。では、行ってみよう。
B社の社長は、IR説明会に登壇しているからそのセミナーに参加したら、会えるのではないか。
証券会社に電話して、「学生ですけど、参加してもいいですか?」と確認したうえで、セミナーに申し込みました。
この辺の行動力は、さすが、のちにトップセールスになる資質が垣間見れますね。

さて、この突撃訪問どうなったでしょうか。

私もわくわく話の続きを聞きたくて、興奮しました。
A社の社長は、突撃訪問に、短い時間ですが、出てきてくれました。
御社の内定とB社の間で迷っていることを、正直に伝えると、「あー、あの会社は全然駄目だよ」的なことを言われたそうです。
そして、B社の社長。
証券会社のセミナー終了後に、かけつけ、内定者であることを伝え、迷っていることを同じように伝えました。
そうすると
「そうか。A社はいい会社だよ。そして、うちもいい会社だよ」と笑顔で答えてくれ、力強く握手したそうです。
この社長の神対応で、Sさんは、B社への入社を決断し、今や、会社を支える幹部の一人になっているのです。

同じ経営者としても、大変勉強になるエピソードでした。
私が心掛けているのは、最終面接で、学生さんが複数内定をもらい、具体的に社名を聞いても、絶対他社のことを悪く言わない、ということです。
中には、「そっちの会社に行った方が、絶対いい!」と言ってしまうこともあり、人事担当からは笑われることがあるのです。

新卒で就活をされる方へ

今、超売り手市場で、皆さんが会社を選べる立場です。
複数内定も出ますし、だからこそ、安易な転職を繰り返すことがないよう、最後の決め手には、納得するまで、自分のできることは全部やってほしいと思います。

人事や経営者の方へ

今や私たちは学生さんから選ばれる立場です。
逆面接されることも多く、学生さんもよく考えています。
私たちの対応いかんによっては、優秀な学生さんを逃がしてしまうこともありますし、自社の企業イメージを損なうこともあるので、丁寧に誠実な対応を心がけたいものです。

 

 

<笹川祐子の感謝ブログ> 創業した会社を上場企業にグループインしましたので、こちらの社長ブログへ移管しました。

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